少々個人的なお話から始めます。 自分自身がWeb専業メディアに長く携わってきたことに、関係してなのかかあるいは無関係にか、軽いコンテンツを浴びるほど読むよりむしろ歯ごたえのあるコンテンツを少しだけ味わいたい……との欲求に駆られることがあります。そんな“ある程度じっくりと”とのニーズに適合するメディア(もしくはコンテンツ)の形式とはどのようなものかと考えてみました。 それは、通勤時間の往復プラスアルファぐらいの時間で読み切れるものではないでしょうか。 ここからがさらに個人的なのですが、遠距離通勤の私の場合、それは往復で3時間〜程度で読み切れるものが最適となります。 新書サイズで言えば100〜200ページ程度でしょうか。また、雑誌の読み応えある特集部分などもその要件を満たしそうです。 さらなる欲求としては、このようなテーマの“冊子”をその時の気分次第で選択できるよう、数種類は持ち歩きたいと