※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 1982年に発表されたイギリスの作家レイモンド・ブリッグズの漫画を原作とし、日本では1987年に初公開されたアニメーション映画「風が吹くとき」が、2024年8月2日からリバイバル上映中だ。 「風が吹くとき」(日本語吹替版) 8月2日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開 (C)MCMLXXXVI 絵柄はかわいいのに、怖い 同原作者による短編アニメ映画「スノーマン」は「セリフなし」で動き出した雪だるまとの冒険を描く、かわいらしくて幻想的な魅力に満ちた、子どもから大人までおすすめできる名作として知られている。この「風が吹くとき」でも絵柄は親しみやすく、ほのぼのとしていてクスッと笑える場面はある。 しかし、「風が吹くとき」でまず思い起こされるのは、「トラウマ級の怖さ」だ。それも、血や内臓が飛び出るといった直接的な残酷描写ではない。レーティ
![一軒家に核爆弾が落ちる、老夫婦の日常アニメ映画 「風が吹くとき」がいま公開される意義](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ea3bdb8b7b17c4fe144d91418030b32ce031c1f0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnl%2Farticles%2F2408%2F03%2Fcover_news059.jpg)