ジェームズタウンの虐殺が描かれた木版画 ジェームズタウンの虐殺(ジェームズタウンのぎゃくさつ、Jamestown Massacre)とは、1622年3月22日の聖金曜日に、バージニア植民地のジェームズタウンおよび周辺の入植地で起こった、原住民インディアンと白人入植者の間で起こった紛争事件のことである。 もともとこの地に原住し、白人入植者によって武力で土地を追われたアメリカインディアンのポウハタン族による奇襲攻撃で、当時のイギリス人入植者人口の約1/3にあたる347人が殺害された[1]。ジェームズタウンは事前に危険の知らせがあったために大きな被害を免れたものの、周辺の小規模な白人入植地は壊滅的な被害を受けた。この事件では男性だけでなく、女性や子供も殺害され、さらに家や畑も焼かれた。この攻撃によって、ジェームズ川沿いに点在していた多くの入植地が消滅する結果ともなった。 当時、和平を結んではこれ