バグボ氏、戦闘終結訴え=突入に「殺さないで」−コートジボワール バグボ氏、戦闘終結訴え=突入に「殺さないで」−コートジボワール 【パリ時事】アフリカ西部コートジボワールで、大統領選後も退任を拒否し、内乱の末に身柄を拘束されたバグボ氏は11日、テレビを通じ「国家再興のため、早急に武器を置くよう望む」と述べ、自身の支持勢力に戦闘終結を呼び掛けた。同氏の拘束により、国際社会に大統領選当選者として支持されたワタラ元首相による本格的な政権樹立が進むとみられる。 バグボ氏は最大都市アビジャンにある大統領官邸の地下室で拘束された後、ワタラ派の本部施設に移送された。ワタラ派兵士の話としてAFP通信が伝えたところでは、同派部隊が突入した際、バグボ氏は「殺さないでくれ」と懇願したという。(2011/04/12-06:46)