『マッハ!』や『トム・ヤム・クン』のプラッチャヤー・ピンゲーオ監督とトニー・ジャーが最タッグを組んだ痛快アクションムービー。とある国と国をテロで争わせようとする犯罪組織に、家族の象を奪われた主人公が殴りこみをかける。共演には同じくピンゲーオ監督の『チョコレート・ファイター』からジージャー・ヤーニンが出演。想像を超えるアクションに驚かされる。 相変わらず中身はそこそこ、こまかいストーリーへの突っ込みはどうでもいいからこの凄いアクションを見てくれ!という分かり易い映画。でもトニー・ジャーの作品はそれでいい。両方求めて両方しょーもないレベルに落ち着く日本のアクション映画に比べたら100倍マシだ。「マッハ」シリーズは『マッハ!』、『マッハ!弐』、『マッハ!参』と本作があるが、名作と言われる第一作と本作はプラッチャヤー・ピンゲーオ監督が、そして駄作と言われる弐と参は主演のトニー・ジャーが監督を務めて