ブックマーク / eigairo.com (2)

  • どこまでも美しい灰色の空『雪の轍』レビュー | シネマカラーズ

    ――どこまでも美しい灰色の空―― 『雪の轍』レビュー トルコ共和国アナトリア高原には、奇岩が密集した世にも不思議な景観が広がる一帯がある。世界遺産として名高い、“カッパドキアの岩窟”である。 火山地帯に由来するカルストの大地は何処まで行っても泥に塗れ、低く垂れ込めた雲のせいで何時も灰色の空が広がる。 冬が迫るカッパドキアにあるホテル“オセロ”――騒々しくも静謐で、愚かしくも美しい物語は、ここから幕を開ける。 『雪の轍』Story: 世界遺産のトルコ・カッパドキアに佇むホテル。親から膨大な資産を受け継ぎ、ホテルのオーナーとして何不自由なく暮らす元舞台俳優のアイドゥン。しかし、若く美しいニハルとの関係はうまくいかず、一緒に住む妹ネジラともぎくしゃくしている。さらに家を貸していた一家からは、思わぬ恨みを買ってしまう。やがて季節は冬になり、閉ざされた彼らの心は凍てつき、ささくれだっていく。窓の外

    どこまでも美しい灰色の空『雪の轍』レビュー | シネマカラーズ
    abetabettertomorrow
    abetabettertomorrow 2015/07/21
    「対立しようとしているのではなく理解し歩み寄るために対話を試みるが、談笑はいつしか論戦となり決裂する。“会話劇の集積”と呼んでいい構成となっているが、全て“要らぬ一言”が原因となって不和に終わる」
  • 『ザ・トライブ』ミロスラヴ・スラボシュピツキー監督スペシャルインタビュー | シネマカラーズ

    この映画の言語は手話である。字幕も吹き替えも存在しない。 「愛」と「憎しみ」ゆえに、あなたは一切の言葉を必要としない。 4月18日(土)より、ユーロスペース、新宿シネマカリテにて公開となる衝撃体験映画『ザ・トライブ』。登場人物全員が聴覚障害者であり、手話のみで構成されている。作が長編デビューとなる、ウクライナの新鋭・ミロスラヴ・スラボシュピツキー監督にメールインタビューを行いました。 Q:監督ご自身が作のように、想像力をフル回転された体験や、影響を受けているサイレント作品があれば教えてください。 スラボシュピツキー監督:「映画『ザ・トライブ』の魔術的魅力は、多くの点で、私たちが手話を解しないということによっていると思います。私が学んだ学校は、ちなみにこの学校は『ザ・トライブ』の中でろう者の寄宿学校となっているのですが、この学校がろう者の寄宿学校の向かいにあったため、子供だった私は、耳の

    『ザ・トライブ』ミロスラヴ・スラボシュピツキー監督スペシャルインタビュー | シネマカラーズ
    abetabettertomorrow
    abetabettertomorrow 2015/05/10
    「この映画の暴力はハリウッド映画のように娯楽的、魅力的には見えず、実生活でのようにリアルなものに見えます。実生活において暴力とは、醜くて嫌悪感を催させるものです。」純粋な暴力と思った。痛み、迫力、
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