2013年5月20日のブックマーク (3件)

  • 2013-05-20

    言葉遣いというのは大事で、来の使われ方と違う使い方を発明して論を展開してしまうと、誤解を招くことになるので注意が必要です。 トリクルダウン説というのは政治思想であって経済理論ではありません。 富裕層や大企業を優遇するためのレトリック、悪く言えば屁理屈なのであって、経済効果の波及ルートには当初から疑問を持たれていて、事後にも確認されなかった代物です。 トリクルダウン理論 - Wikipedia 一方でリフレーション政策の経済効果の波及ルートは実証的に論じられたものであり、現在、実際に理論どおりの展開がみられています。 ユーロ危機と超円高恐慌 日経プレミアシリーズ 作者: 岩田規久男出版社/メーカー: 日経済新聞出版社発売日: 2011/12/23メディア: 新書購入: 2人 クリック: 44回この商品を含むブログ (20件) を見るリフレは正しい アベノミクスで復活する日経済 作者:

    2013-05-20
    abz2010
    abz2010 2013/05/20
    コメントでリプライしてみた
  • 量的緩和がもたらすまやかしの平穏

    (2013年5月17日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 欧米市場でも株価は高騰している〔AFPBB News〕 市場は気が変になっているのだろうか? これは、多くの投資家がこの数週間問いかけていたかもしれない疑問だ。英国やユーロ圏、米国で、債券利回りが低下したにもかかわらず、株価が急騰したからだ。 だが、市場の様相が今いかに奇妙に見えるかを示す別の兆候を見つけたければ、シティグループのアナリスト、マット・キング氏が最近まとめたリポート*1に目を通してみるといいだろう。 長年続いたパターンが崩壊 キング氏いわく、現在の市場動向について最も特筆すべきものは、こうした目もくらむほどの株式や債券の価格だけではない。当に注目すべき問題は、実に多くの長期の統計パターンが崩壊していることだという。 失業率と株式市場との関係を見てみよう。1997年から2011年にかけて、ユーロ圏の失業率の水準は常にS

    abz2010
    abz2010 2013/05/20
    中央銀行が何とかして安定性を追求しようとしているからこそ、将来の激しい不安定性の可能性がどんどん高まっているわけだ。統計学者が言うように、「テールリスク」が拡大しているのだ。
  • 資本主義とトリクルダウン理論について - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する

    主義では金持ちが益々金持ちになっていくというのは今では多くの人が実感・同意するところだと思うが、「経済学の父」と呼ばれているアダム・スミスも既にそうなる可能性については気づいていたように思われる。しかしながらアダム・スミスはそれでもやはり資主義は社会に利益をもたらすと考え、そのプロセスを著書「道徳感情論」の中で 巨大な幻想的物欲を持つ大地主達がそのような幻想に突き動かされて、数千人の貧しい使用人の労働を用いて、広大な土地を耕作し、技術を改良し、そして、その全収穫を私物とする。これは、彼等の利己性と貪欲の成果である。しかし彼等の現実的必要は「胃の能力」によって天井があり、幻想的物欲よりはるかに小さい。地主達の胃も貧民達の胃も大きさに大差がない。かくして、「かれらは、見えざる手に導かれて、大地がそのすべての住民のあいだで平等に分割されていたばあいに、なされただろうのとほぼ同一の、生活必需

    資本主義とトリクルダウン理論について - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する
    abz2010
    abz2010 2013/05/20