原作→�X�e�[�W���Ȃ� ものすごい読みやすかった。一時間足らずで読めてしまった。文章量が少ないだけじゃないだろう。あらゆる描写が簡潔で、冷めてて、「濃い」部分が削ぎ落とされていて。なんだろね、すべての会話が2ターン以内に終わってしまう感じ。極小のやりとりがたくさん重ねられてひとつの作品になっているみたいな。難病物だけどそれをことさら描写しなかったりとか、最期のシーンの淡白な美しさとか、それでいてところどころ抑え切れなくなったように溢れる感情とか、そういうあたりがとても好みだった。 あとがきに、「ライトノベルというジャンルから浮いている気がする」と書かれているけど、ぜんぜんそんなことない。いや「MF文庫Jというレーベル」からは浮きまくってるけどさ。是非ともまたライトノベルを書いて欲しいと思う。