27日午後2時45分頃、島根県津和野町のJR山口線津和野駅で、益田発山口行きの上り普通列車(1両編成、乗客約50人)が発車した直後、自動列車停止装置(ATS)が作動し、停車した。 約20分後に運転再開されたが、上下計2本が運休するなどし、約530人に影響が出た。 さらに、午後4時45分頃、同路線の山口市の宮野駅でもATSが作動し、通過中の「SLやまぐち号」(5両編成、乗客約350人)が停車した。約1時間半後に運転再開されたが、上下計7本が運休するなどし、約2000人に影響した。JR西日本の発表によると、津和野駅ではATSの信号受信装置に、包装袋とみられるアルミはくがかぶさっていた。宮野駅の作動原因は調査中。