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2018年7月11日のブックマーク (2件)

  • 「大口病院事件と高齢者延命」について、医療従事者としての私見 - いつか電池がきれるまで

    www.news24.jp 大口病院の事件は、僕の周りでもかなり話題になっているのですが、看護師さんたちはみんな「あれはさすがにありえない」と言っていました。長期療養病棟で高齢者と接していて、「どういう状態が、生きているってことだろうか……」「ここまでして、生き続けるのも大変だな……」と思うことはあっても、だからといって、積極的に殺す、というのは別の話です。 この事件がきっかけになったのか、いまの高齢者医療についての告発というか紹介のツイートが話題になっています。 twitter.com このエントリには、こんなブックマークコメントがつけられているのです。 b.hatena.ne.jp うーむ。 僕も医者になってはじめて高齢者の長期療養病棟にアルバイトで行ったときには、かなり衝撃を受けたんですよね。 ずっとベッドに寝たきりで、関節が固まってしまって、喋ることも意思表示をすることも難しく、鼻

    「大口病院事件と高齢者延命」について、医療従事者としての私見 - いつか電池がきれるまで
  • 原初のおとしモノは、最初のおとしモノではない

    あの青い空の波の音が聞こえるあたりに 何かとんでもないおとし物を 僕はしてきてしまったらしい 透明な過去の駅で 遺失物係の前に立ったら 僕は余計に悲しくなってしまった とんでもないおとしモノのせいで空虚 vide があるのである。そして最初の大他者 Autreとは、母である。 とはいえ、原初のおとしモノは、最初のおとしモノではない。 原初 primaire は…最初ではない pas le premier。(ラカン、S20、13 Février 1973) 人は、原初のおとしモノを、覚えているわけはない。だから《何かとんでもないおとし物を/僕はしてきてしまったらしい》である。 原初に把握されなかった何ものかは、ただ事後的にのみ把握される。quelque chose qui n'a pas été à l'origine appréhendable, qui ne l'est qu'après

    原初のおとしモノは、最初のおとしモノではない