タグ

ブックマーク / fujipon.hatenablog.com (7)

  • 『いつも「ここにいちゃいけない」気がする』人間として、50年間生きてみました。 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp 『はてな匿名ダイアリー』をみていると、ときどき、「これは僕が書いたのではないか」と思う記事があります。 この『いつも「ここにいちゃいけない」気がする』は、まさにそのなかのひとつです。 僕自身、親の仕事の都合で子供の頃は何度も転向しましたし、高校も大学も昔からの知り合いとは切り離される場所に行くことになりました。 仕事をはじめてからも、医局人事で数年ごとの転勤を繰り返したり、研究生として臨床を離れたり、仕事を休んでいた時期があったりして、思えば、2~3年周期でリセットし続けているんですよね。 実際にそういう生活をしていると「居場所がない」「地元や長年の友人・知人がほとんどいない」ことへの寂しさはあります。 この年齢になっても、転校先の小学校で「地元のお祭り」で盛り上がっている同級生たちに「のれなかった」ときのことを思い出します。 その一方で、僕にはリセット

    『いつも「ここにいちゃいけない」気がする』人間として、50年間生きてみました。 - いつか電池がきれるまで
  • 豊崎由美さんと『けんご』さんの諍いと「書評」についての雑感 - いつか電池がきれるまで

    togetter.com news.yahoo.co.jp note.com saavedra.hatenablog.com 長年「老害系文学賞選考委員」や「大家のつまらない作品」に対しても臆せずに「書評家」として筋を通してきた豊崎由美さんには、僕自身、ひとりの好きとして、敬意を抱いているのです。 この件に関しても「まあ、こういうことを言うのも『書評』というものに全身全霊で向き合ってきたトヨザキ社長らしいな」という気持ちにもなっているのです。 長年の盟友である大森望さんにもこのTwitterでの発言に対しては批判されているみたいですが。 大森さんは「出版社側、編集者としての視点」、というのもあるのかもしれません。 fujipon.hatenadiary.com fujipon.hatenadiary.com 正直、僕は「けんご」さんのことを知らなくて(TikTokもほとんど見たことがない

    豊崎由美さんと『けんご』さんの諍いと「書評」についての雑感 - いつか電池がきれるまで
  • あさのますみさんの連載消滅の件で、「またcakesか!」と思った人たちへ - いつか電池がきれるまで

    cakes炎上の結果、私の連載は消滅してしまいました。どうすればこの結果を回避できたのか、出版に関わる全ての人に、ご意見をうかがいたいです。 cakes炎上と、消滅した連載|あさのますみ @masumi_asano #note https://t.co/dEt8Mz5gNq— 浅野真澄@あさのますみ (@masumi_asano) 2020年12月9日 note.com ひどい話だ、と思いつつも、正直、これは僕があさのさんの側からこの話をみているからであって、「自死」を扱うというのは、家族に了解を得ている(あるいは、家族の側も語られることを臨んでいる)とはいえ、リスクが高いのも事実だよなあ、とも感じたのです。 藤村操の華厳の滝での自殺や、人気女性アイドルの飛び降り自殺は、多くの後追い自殺者を生んでしまいました。彼らは別に、自分の真似を他の人にしてほしいなんて思ってはいなかったはずなのですが

    あさのますみさんの連載消滅の件で、「またcakesか!」と思った人たちへ - いつか電池がきれるまで
  • 「松屋のステーキ丼」に対する、ネットメディアの「レビュー」への疑問 - いつか電池がきれるまで

    松屋が好きだ。 正直、牛丼は吉野家のほうが美味しいと思うけれど、券で注文ができて、いろんな定がある松屋を僕はけっこう愛用してます。 2週間に一度くらいのペースで、新しい定系のメニューが出るので、一度はべてみようかな、という気分にさせられるのです。 最近ではジョージア料理のシュクメルリとかエビチリ(こちらは今も販売中)なんてのも話題になりました。 そんな松屋の最近の新メニューといえば、「ステーキ丼」。 ascii.jp 系列のステーキ専門店『ステーキ屋松』の大ヒットメニューで、ステーキ屋松の和風ソースと松屋オリジナルの洋風ソースがあるそうです。 普通盛りは、みそ汁付きで750円。「デカ盛り」は1150円。 この値段で、ステーキ丼が気軽にべられるなんて!と早速近所の『松屋』に出かけて、和風ソースの普通盛りを注文したのです。 しばらくの待ち時間のあと、出てきたのは、「うーむ、肉を焼いた

  • 中途半端に「コツコツ努力してきた」人間の述懐 - いつか電池がきれるまで

    p-shirokuma.hatenadiary.com 若い頃、自分は「コツコツ努力する」のが苦手な人間だと思って生きてきた。めんどくさいを読んだり、マイコンの前で延々とBASICのブログラムを打ち込むのは、全く苦にはならなかったのだけれども。 ただ、幼少時から、やたらとコンプレックスが重くのしかかっていて、「自分のような、ルックスが悪くて、運動音痴な人間は、なんとか勉強で生きていくしかない」とは思っていたのだ。 だから、それなりには勉強したつもりだったのだが、やっぱりテレビゲーム読書のほうが楽しかった。 高校時代、全寮制の男子校に行っていたのだが、とにかく寮生活が苦痛でしかたがなく、夜の「学習時間」も、参考書のカバーをかけて、ばかり読んでいた。 それでもなんとか「そこそこ」と言えるくらいの大学に受かり、自分には向いていないなあ、と思いつつ国家資格を取り、もうちょっと立派な職業人にな

    中途半端に「コツコツ努力してきた」人間の述懐 - いつか電池がきれるまで
  • 「大した努力をしなくても勝てる場所で、努力をしなさい」 - いつか電池がきれるまで

    参考リンク:サッカーで苛められていた。日本代表には早く負けてほしい - はてな村定点観測所 ああ、これはわかる。わかる自分が悲しい。 僕は学生時代を通じて、「運動音痴」として生きてきたので、ものすごく共感してしまいました。 いまだにみる「二大悪夢」は、「国家試験直前なのに、まったく勉強していない夢」と「体育の時間、球技で失敗する夢」です。 ほんと、体育の授業で「2人組をつくって」と言われたときに誰もパートナーが見つからないときとか、球技のときに「お前はボールに触るな」とか言われるのはひたすら悲しい。 そして、下手なんだけどプライドもあるので、スポーツ得意な人に「お前を活躍させてやるよ」なんて、上から目線(当時はこの言葉を知りませんでしたが)で「お膳立て」とかされたりすると、哀れまれている実感があって、やっぱりつらい。 正直、大人になってよかったなあ、と思うのは、お金の使い方をある程度自分の

    「大した努力をしなくても勝てる場所で、努力をしなさい」 - いつか電池がきれるまで
  • 「大口病院事件と高齢者延命」について、医療従事者としての私見 - いつか電池がきれるまで

    www.news24.jp 大口病院の事件は、僕の周りでもかなり話題になっているのですが、看護師さんたちはみんな「あれはさすがにありえない」と言っていました。長期療養病棟で高齢者と接していて、「どういう状態が、生きているってことだろうか……」「ここまでして、生き続けるのも大変だな……」と思うことはあっても、だからといって、積極的に殺す、というのは別の話です。 この事件がきっかけになったのか、いまの高齢者医療についての告発というか紹介のツイートが話題になっています。 twitter.com このエントリには、こんなブックマークコメントがつけられているのです。 b.hatena.ne.jp うーむ。 僕も医者になってはじめて高齢者の長期療養病棟にアルバイトで行ったときには、かなり衝撃を受けたんですよね。 ずっとベッドに寝たきりで、関節が固まってしまって、喋ることも意思表示をすることも難しく、鼻

    「大口病院事件と高齢者延命」について、医療従事者としての私見 - いつか電池がきれるまで
  • 1