9月シリーズのドイツ戦(○4-1)でカタールW杯以来の日本代表復帰を果たし、さっそくハイレベルな基準をチームに落とし込んでいたDF冨安健洋(アーセナル)。出場メンバーに新たな顔ぶれが並び、選手層に広がりを見せる今回の10月シリーズでは、より一層その存在感が増している。 13日のMIZUHO BLUE DREAM MATCH・カナダ戦(○4-1)では、第2次森保ジャパンで初めての右CBで前半45分間出場。隣の左CBには町田浩樹、右SBには毎熊晟矢とA代表通算2試合目の選手が並ぶ中、声やジェスチャーでたえず指示をし続け、相手に流れを明け渡さないようチームに落ち着きをもたらしていた。 W杯を終えた第2次森保ジャパンでは吉田麻也、長友佑都、酒井宏樹といった最終ラインの要が一気にチームを離れ、第1次体制発足当初から主力に定着した冨安は、実績でも経験でも先頭をいく存在となった。そんな冨安が経験の浅い選