書籍『A Course in Miracles』(1976年出版。邦訳:奇跡のコース、奇跡講座)の略称で、この書籍による独習過程も指す。単にコースとも呼ばれる[1]。アメリカ人心理学者ヘレン・シャックマンが、イエス・キリストと思われる内なる声を聞いて書いたとされる、英語のスピリチュアリティ文書である[1]。世界は幻影であり自らの外には何も存在せず、己が神と一体であるという、古代インドのアドヴァイタ・ヴェーダーンタ的な非二元論(英語版)思想が説かれている[2][1]。この作品の最大の前提は、人生で達成できる最大の「奇跡」は「愛の存在を知ること」である、という教えである[3]。神と一体となることで、愛を知るとされる。ニューエイジで広く読まれ、バイブル的存在だった[1]。 奇跡の学習コース、奇跡の道などとも訳される。 概要[編集] 1965年、ニューヨークのコロンビア大学長老派医療センターの博士
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