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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (3)

  • 星形成の運命を決めた天の川銀河の棒構造

    天の川銀河に棒状構造ができることで、星形成が進む領域と止まる領域が生じることがシミュレーションで明らかになった。天の川銀河の歴史を解明する新たな成果だ。 【2022年9月16日 国立天文台CfCA】 私たちが住む天の川銀河は、中心部の星々が細長い楕円体状に分布する「棒状構造」を持った棒渦巻銀河であることが観測からわかっている。この棒状構造は、天の川銀河の広い範囲で星やガスの運動に影響を与えているはずだ。 天の川銀河の構造を極方向から見た図。円盤の中心部に星が細長く集まる「棒状構造」があり、棒の両端付近から渦巻腕が伸びている。棒状構造の中心には「中心核バルジ」と呼ばれる、さらに星が集中する領域がある(提供:国立天文台) 近年、位置天文衛星「ガイア」などによって天の川銀河の一つ一つの星々の位置と運動が精密に観測されるようになり、棒状構造の大きさや回転速度が明らかになってきた。しかし、天の川銀河

    星形成の運命を決めた天の川銀河の棒構造
  • 【訃報】プラネタリウム解説者 河原郁夫さん

    約65年にわたりプラネタリウム解説や後進育成に貢献された河原郁夫さんが3月21日に亡くなった。享年90。 【2021年3月24日 弘田澄人さん】 文:弘田澄人さん(かわさき宙と緑の科学館) かわさき宙と緑の科学館(川崎市青少年科学館)のプラネタリウム「星空ゆうゆう散歩」の講師を長年務められた河原郁夫さんが、3月21日にご逝去されました。 河原さんは昭和5年東京都生まれ。天文博物館五島プラネタリウム、神奈川県立青少年センターで約35年にわたりプラネタリウム投影に携わられました。 かわさき宙と緑の科学館には開館時からご支援をいただき、平成9年からは嘱託職員としてプラネタリウム投影をしていただきました。その後も「星空ゆうゆう散歩」の講師として毎月1回ご登壇いただき、約65年にわたり投影を続けられた最高齢の現役プラネタリウム解説者でした。 また、後進の指導にも熱心で、当館の元館長若宮崇令さんをはじ

    【訃報】プラネタリウム解説者 河原郁夫さん
    aceraceae
    aceraceae 2021/03/25
    五島プラネタリウムでも解説されてた方なら聴いたことがあるのかもしれない。
  • 天の川銀河中心部で謎の「G天体」を新たに発見

    天の川銀河の中心部で「G天体」と呼ばれる奇妙な天体の候補が新たに3個見つかった。ガス雲に似ているが恒星のような振る舞いもする天体で、正体は謎のままだ。 【2018年6月12日 W.M.ケック天文台】 米・カリフォルニア工科大学ロサンゼルス校のAnna Ciurloさんたちの研究チームが、米・ハワイのW.M.ケック天文台の撮像分光装置「OSIRIS」によって得られた12年間にわたる分光観測データから、天の川銀河の中心部に不思議な天体を複数発見した。 Ciurloさんたちが発見した天体は塵に富んだ恒星状の天体で、「G天体(G-object)」と呼ばれている。天の川銀河の中心ブラックホールの周りでG天体が最初に発見されたのは10年以上前のことだ。2004年に最初のG天体「G1」が見つかり、2012年に「G2」が発見された。非常に大きな速度で運動しており、中心ブラックホールのすぐそばまで近づく軌道

    天の川銀河中心部で謎の「G天体」を新たに発見
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