【特集】JAZZY not JAZZ 2002年、ノラ・ジョーンズという女性シンガーがデビューした。ジャズのレーベル、ブルーノートから出てきた彼女は、いわゆるジャズ・ヴォーカルの枠には収まらないしなやかな音楽性を聞かせ、アルバムは大ヒット、世界中のリスナーに新鮮な空気をもたらした。そして近年、ノラ・ジョーンズと同様に、“ジャズではなくてジャジー”……そんなことを感じさせる音楽が目立つ。ジェイミー・カラム、ベニー・シングス、エイミー・ワインハウスなどなど、若くて新しくて楽しい才能が続出しているのだ。“ジャジー”の波は今、確実に大きくなっているぞ! 浮上してきた“ジャジー”な音楽~その確かな系譜(渡辺亨) アルバム選: 22枚の新しい“ジャジー”~ノラ・ジョーンズからエイミー・ワインハウス、ダフィーまで(宮子和眞) ルーム・イレヴン(宮子和眞) ベニー・シングス、ジェイミー・リデル、モッキー、