総研大のまわりに広がるつつじ畑 先日総合研究大学院大学(総研大)にて、昨年末に目標金額に到達したプロジェクト「カラスと対話するドローンを作りたい!」のリターンのひとつである「カラス食のレシピ開発研究会」が開催されました。 そもそも、どうしてカラスを食べるのでしょうか。総研大の塚原直樹助教は、カラスの音声コミュニケーションの研究を進める過程で、東京都だけでも年間約1万羽のカラスが捕獲されている事実を知りました。捕獲されたカラスたちを有効活用できれば良いのですが、なかなかそういうわけにもいきません。カラスたちはただ処分されてしまい、そこには決して安くない費用がかかっているのです。 この問題を解決できないだろうか? そう考えた塚原助教は、カラスを「食べる」というアイデアを思いつきました。カラスを食べると聞くと思わず顔をしかめてしまうかもしれませんが、塚原助教はカラスの特性を丹念に調べ上げ、これま