会話をスムーズに進める秘訣として「良い聞き手になりましょう」「相手と会話のキャッチボールをしましょう」といったことがよく言われます。「相手の話を引き出すための『合いの手』の入れ方」のような情報も、書籍やネットにあふれています。筆者も含め、誰しも自分の話ばかりをしてしまう傾向があるので、相手に合わせるスキルが有用というのはごもっともです。 しかし、一般的な日本人が外国人と英語で雑談をするときは、この限りではありません。放っておくと、おとなしい日本人は聞く一方になって、相手の話が100%に近いことになったりしがち。相手にとっても良い雑談とは言えません。頑張って50:50ぐらいを目指したいものです。そのためにはやはり、ネタの仕込みが必要です。 このコラムでは雑談ネタの例として、Vol.3「英語雑談は日本の話題で 例文ヒントに小ネタ仕込もう」で日本の話を、Vol.4「英語雑談の話題は新旧取り混ぜて