任天堂が発売したファミコンソフト 「ドンキーコング」 から 「ドンキーコング3」 までの16本には、2つのバージョンが存在するのは有名な話。 ”初期箱” は、カセットとほぼ同じ大きさ、色はカセットと同色の箱で、タイトルシールには文字のみ印刷された仕様で、定価は¥3800。 ところが1984年の年末商戦を控えた10月、 「デビルワールド」 から定価が¥4500に引き上げられ、仕様もガラリと変更されたんですよ。 箱がひと回り大きくなって、色もシルバーに統一。プラケースが付属して、カセットのタイトルシールもイラスト入りにとモデルチェンジ! これが箱の色から通称 ”銀箱” と呼ばれるようになったソフトで、何とそれまで発売された初期のソフト16本も順次定価が改定されて、 銀箱仕様として装いも新たに、再販が始まったというわけ。 なぜか任天堂が ”初期版” を回収しなかったお陰で、当時しばら