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ブックマーク / gendai.media (198)

  • 若者の死因1位が「自殺」の日本、なぜそんなに生きるのが「辛い」のか(雨宮 紫苑)

    では10歳~39歳までの死因1位は「自殺」(厚生労働省自殺白書H30年度版)であり、世界で比較してももロシア韓国とともに「若者の死因自殺率」が高い(厚生労働省「諸外国における自殺の現状」)。 日ではそんなに生きるのが「つらい」と感じてしまうのだろうか。それはなぜだろうか。 22歳まで日に生まれ育ち、ドイツにわたった雨宮紫苑さんが自身の体験を踏まえて検証する。 なんでそんなに「つらい」のか ここ最近のトレンドなんだろうか。どうにも、「生きづらい」という言葉を見かけることが多い。「生きづらさを感じる人にエールを贈る」「生きづらい人のサポートをしたい」「生きづらさに負けずにがんばろう」……。 いたるところで気軽に使われている「生きづらい」という言葉は、改めて考えるとなかなか衝撃的だ。仕事がつらいとか人間関係がつらいとかそういうレベルを通り越して、「生きる」のが「辛い」のだから。 実際の

    若者の死因1位が「自殺」の日本、なぜそんなに生きるのが「辛い」のか(雨宮 紫苑)
    ackey1973
    ackey1973 2019/08/11
    “「人生楽しくてしょうがない!」「充実してる!」「自分が好き!」と迷わず言える人はかぎられているのだろう”。若い頃、自分の周りがそんなヤツばかりだったら、逆についていけなくて自殺したくなったかも。
  • 映画『天気の子』を観て抱いた、根本的な違和感の正体(杉田 俊介) @gendai_biz

    稿はネタバレを含みます】 「アニメ化する日社会」を批判するアニメ 新海誠監督の新作『天気の子』を観て、疑問を持った。その疑問について書く(今回は枚数制限があるため、他の新海作品との比較などは行わない。私の新海誠論については『戦争と虚構』(作品社、二〇一七年)を参照)。 『天気の子』の舞台は、異常気象でもうずっと陰な雨の止まない、東京オリンピック・パラリンピックの翌年の東京である。伊豆諸島の離島・神津島から何らかの事情で家出し新宿でネットカフェ難民となった高校生の森嶋帆高(ほだか)と、母を病気で失って弟の凪(なぎ)と二人で安アパートに暮らす天野陽菜(ひな)――天に祈ることで天候を晴れに変える力をもった「100%の晴れ女」――のボーイ・ミーツ・ガールの物語である。 身寄りもなく、経済的にも貧窮した彼らは、陽菜の「晴れ女」の力を使って小さなベンチャービジネスを始めるが、陽菜はその能力の代

    映画『天気の子』を観て抱いた、根本的な違和感の正体(杉田 俊介) @gendai_biz
    ackey1973
    ackey1973 2019/08/09
    まあ、そんな小難しいこととは関係なく、「映像がキレイ」「音楽が素敵」「帆高くんの純粋さがキュンとする」「そういえば最近の天気、おかしいもんなあ」ってあたりでエンタメとして消費されていくよね。
  • フランスでも衰退? 哲学教育の危機(西山 雄二)

    フランスの高校では哲学が必修科目で、バカロレア(大学入学資格)試験にも出題されるなど、伝統的に哲学教育は中等教育の要をなしてきた。 しかし、現在、高校と大学のより適切な連携を目指すべくカリキュラムとバカロレア試験の改革がおこなわれており、哲学教育の衰退が懸念されている。 フランスの教育制度では、哲学を花形として、人文学の伝統はむしろ尊重されてきた。だが、そんなフランスにおいてさえ、現在の社会状況を踏まえて、人文学の教育制度が大きく変容しつつある。 日では近年、人文学の危機が指摘されている。私たちが参照するべき事例として、フランスが人文学の活力をいかに保持しようとしているのか、その現状をリポートする。 高校で習う哲学――フランスの教育の伝統 「時間から逃れることはできるか」 「芸術作品を解釈することは何の役に立つのか」 「ヘーゲル『法の哲学』からの抜粋の説明」 これは、フランスの2019年

    フランスでも衰退? 哲学教育の危機(西山 雄二)
    ackey1973
    ackey1973 2019/08/07
    で、そんな哲学教育を重視してきたフランスって、哲学教育のお陰でそんなに素晴らしい国になってるんだっけ?…とか、問われてしまうのが現代だからなあ。
  • 「英語の社内公用語化」ブームが、ひそかに大失敗に終わりそうなワケ(大原 浩) @moneygendai

    世界一の外国語オンチは米国人である かなり前から「日人は英語音痴で国際化に乗り遅れている」などというくだらない主張がまかりとっている。 もし、日人を英語音痴と呼ぶなら、英米人はそれに輪をかけた「日語音痴」で目も当てられない。 多くの日人が接する外国人というのは、来日して長いとか、日が好きで一生懸命勉強した人々が多いから日語が上手だが、彼らがそれぞれの国の標準では無い。 逆に日人でも、英語圏で生まれ育ったり、英語圏の文化が好きで留学した人々は、もちろん流ちょうな英語を話す。 問題は、一般的な国民の語学の習熟度である。 不思議とあまり語られないが、英米の学校教育でも「外国語」が重要な位置を占める。 例えば、英国・米国ではフランス語が中心だが、フランス語を流ちょうに話す英米人など極めて特殊である。彼らのフランス語と来たら、「ジャングリッシュ」などと揶揄される日人の英語どころではな

    「英語の社内公用語化」ブームが、ひそかに大失敗に終わりそうなワケ(大原 浩) @moneygendai
    ackey1973
    ackey1973 2019/07/30
    新庄剛志が「大リーグ時代、英語はできたんですか?」と聞かれて「俺が英語勉強するより、やつらに日本語勉強させた方が早いと思ったんだよね」と答えたという話が好き。凡人はなかなかそうはいかないが。
  • 闇社会を長年取材をしてきた私が「吉本興業騒動」を笑えない理由(伊藤 博敏) @gendai_biz

    メディアの吉攻撃に欠けているもの 雨上がり決死隊の宮迫博之らが行なった闇営業問題は、宮迫と田村亮らの「決意の会見」で流れが変わり、岡昭彦・吉興業社長のグダグダ会見を経て、芸能界屈指のタレント集団である吉騒動へと発展した。 メディアはこぞって吉を攻撃するが、この問題には、「反社会的勢力(反社)とは何か」「反社認定は、誰がどう行うべきか」「反社と接触したとき、どう対応すればいいか」といった根源的な問いかけが欠けており、このままでは、いつ誰の身に起きてもおかしくはない。 泣き崩れた宮迫や田村、醜態をさらした岡社長を誰も笑えない。 宮迫は、騒動のきっかけとなった闇営業が、振り込め詐欺グループの忘年会だとは知らなかったという。実際、反社の主体が暴力団からその周辺者や半グレへと移り、当局的な反社認定が行われていないというケースは少なくない。そうした場合、反社の見極めは誰がどうつければいいの

    闇社会を長年取材をしてきた私が「吉本興業騒動」を笑えない理由(伊藤 博敏) @gendai_biz
    ackey1973
    ackey1973 2019/07/25
    もっと早い段階で「金は受け取ったが、反社とは知らなかった」と素直にいってればこここまで話はゴタゴタしなかったのに、という論点がすっかり抜けてる気がするが。宮迫が一番悪いが、吉本も「静閑」とかしてたし。
  • 芥川賞は、受賞のための「傾向と対策」を知ると100倍おもしろい!(倉本 さおり) @gendai_biz

    7月17日に受賞作が発表される芥川賞。近年の「傾向」から受賞作を予想する……なんて言うと、ちょっと不純に響くかもしれませんが、実は、賞レースは文芸について考える取っ掛かりにぴったり。なにしろ、芥川賞は「競技性が高い」と評する受賞作家もいるほど。作家はどんな「対策」を練って(あるいは練らずに)その「競技」を戦っているのか——ライターの倉さおりさんが解説します。 芥川賞の「競技性」 「(芥川賞は)対象となる作品の範囲が明確」 「すごく競技性が高いが故に、いろんなことを言われる」 これは仮想通貨をテーマにして話題を集めた「ニムロッド」(群像2018年12月号、のち講談社刊)で第160回芥川賞を受賞した上田岳弘が受賞会見の場で残したコメントだ。この、一見「文学」とは相容れないように映る「競技性」という言葉、記者たちの興味をおおいに引いたようで、後日行われたインタビューでもしょっちゅうツッコまれて

    芥川賞は、受賞のための「傾向と対策」を知ると100倍おもしろい!(倉本 さおり) @gendai_biz
    ackey1973
    ackey1973 2019/07/17
    まあ、ほら、芥川賞は「純文学業界」への採用試験みたいなもんだから。古市くんは、「出版興業としてノミネートしてくれるのはありがたいけど、業界にはいらない」とか思われてそう。
  • 新聞「部数も広告収入も激減」の苦境…税金頼みの危うい実態(松岡 久蔵) @gendai_biz

    部数も広告費も「激減」の末に 「え! 1300万円の中面全面広告、たったの10分の1で受注したんですか……!?」 最近、ある全国紙の広告営業部門で交わされた、新聞の「紙面広告ダンピング」についての会話だ。 日新聞協会によると、2018年の新聞発行部数(10月時点まで)は3990万1576部と17年から約220万部も減少。14年連続の減少で4000万部を割り込んだ。1世帯当たりに換算すると0.7部しかとっていないことになる。 読者層の高齢化も深刻で、新聞を主な情報源としてきた60代以上が購読者の大部分を占めるため、50代以下の現役世代となると、いまや購読していない世帯の方が多数派になるとみられる。 前述した「広告ダンピング」の背景には、この発行部数・購読者数の減少がある。昨年度の新聞広告費は4784億円と、年間1兆円を超えていた2005年と比べて半分以下に。一方インターネット広告費は1兆7

    新聞「部数も広告収入も激減」の苦境…税金頼みの危うい実態(松岡 久蔵) @gendai_biz
    ackey1973
    ackey1973 2019/07/17
    ネット云々もあるけど、平成の間に大規模な業界再編がなかったのって、新聞とテレビくらいだからなあ。銀行も商社も大手スーパーも百貨店もあんなに数へったのに、新聞社だけそのまま来たのが不自然なのでは。
  • なぜ「おっさん差別」だけが、この社会で喝采を浴びるのか(御田寺 圭) @gendai_biz

    苛烈化する「おっさん」バッシング いうまでもないが、現代社会は「差別を許さない社会」である。だが不思議なことに、ある特定の属性に対しては、ほとんどの人がその差別性を省みることなく、平気で差別的な言説を振りかざしている――その属性とは「おっさん」だ。 「古い価値観に固執し、過去の成功体験にすがり、年功秩序に盲従し、異質なものを受け入れない――それがおっさんの特徴だ」「この国の閉塞感や停滞感は、おっさんが政治と社会を牛耳っているからだ」など、各々が考える「社会悪」の発生源を「おっさん」に仮託している。 人を外見で判断してはいけない。所属で括ってはならない。人はそれぞれに個性があり価値がある。属性を根拠に偏見を抱き、バッシングすることは差別であり、けっして許される行為ではない――と声高に叫ばれる社会において、「おっさん」という属性をひとくくりにしたバッシングは、来的には差別以外のなにものでもな

    なぜ「おっさん差別」だけが、この社会で喝采を浴びるのか(御田寺 圭) @gendai_biz
    ackey1973
    ackey1973 2019/07/11
    そういえば、昨日、テレビ的な役割としてイケメンにセクハラまがいの言動をして笑いとってた大久保加代子を、有吉が「あの、おっさん」と評してた。「おっさん的なもの」が広く共有概念になってしまっている。
  • 消費税廃止を掲げる「れいわ新選組」が大躍進するかもしれない(伊藤 博敏) @gendai_biz

    れいわ新選組」の人気が高い 山太郎代表が率いる「れいわ新選組」の人気が高い。東京選挙区から比例代表に回った山氏は、全国を駆け回って遊説、数多くの聴衆を集めている。 参院選公示日前日の7月3日までに2億3100万円の寄付を集め、「3億円の寄付で10人を擁立」という条件は整ったとして、10名の候補者を決めた。 人気は日を追うごとに高まっており、寄付金は5日までに2億5200万を達成。2日で2000万円超を集めた計算で、無党派層を大きく取り込むうねりを感じさせる。 その象徴が、れいわ新選組のネット上での人気の高さ。 選挙ドットコムの集計によれば、れいわ所属候補のツイートに対する「リツイート」と「いいね」の数は、1ツイートあたり1547.73にのぼり、自民候補の449.09、立憲民主候補の109.71を圧倒的に上回る。 マスメディアの間では諸派扱いが多く、山代表が討論などに招かれることはな

    消費税廃止を掲げる「れいわ新選組」が大躍進するかもしれない(伊藤 博敏) @gendai_biz
    ackey1973
    ackey1973 2019/07/11
    うーむ。ネットの中は“世の中”じゃないからなあ。テレビばっか見てると世の中からずれる程度には、ネットばっかりやってると、いろいろ見誤るとは思う。
  • 強調される「皇室の伝統」実は最近のものだった(小野 雅章)

    無人の学校にたなびく国旗 2019年4月30日の明仁天皇の退位と、5月1日の徳仁天皇の即位という「代替わり」の行事で、国中が「奉祝」ムードに沸き上がった。 政府は、新元号を「令和」と決定した翌日の4月2日に「御即位当日における祝意奉表について」を閣議決定し、「祝意奉表」(国民こぞって祝意を表するということ)として国旗掲揚を求めた。そして文部科学省は閣議決定当日に、学校をはじめとする関係各機関に「御即位当日における祝意奉表について(通知)」を送付した。 さらに同省は、4月22日に、「天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に際しての学校に於ける児童生徒の指導について(通知)」を送付し、即位当日に向けて、「国民こぞって祝意を表する意義について、児童生徒に理解させるようにすることが適当と思われますので、併せてよろしくご配慮ねがいます」と、「祝意を表する意義」を生徒児童に理解させるように依頼した。

    強調される「皇室の伝統」実は最近のものだった(小野 雅章)
    ackey1973
    ackey1973 2019/07/05
    即位礼の装束ですら、伝統じゃないからなあ。孝明天皇以前は、即位の時はもっと中国の王朝みたいな格好してる。
  • 悲報…「少量飲酒は体にいい」説を否定する論文が発表されていた(庄部 勇太) @gendai_biz

    お酒は体にいいのか悪いのか。多くの人が関心を寄せる問題です。「少し飲むのであればむしろ健康にいい」「いやいや、総じて体に悪い」。インターネットの中にある情報は玉石混交で、何を信じればいいのかわからない──。そう、ぼくのように感じている人もいるのではないでしょうか。 ぼくは医療を専門に取材しているライターです。縁あってお酒に詳しい医師と出会えたので、お酒が健康に与える影響の実際のところを聞いてきました。 特に気になるのが、「少量飲酒」。 「少しのお酒は体にいい」という説を聞いたことがある人もいると思いますが、こうした考え方は専門家の間ではどう捉えられているのでしょう。取材してみると、実はこれまでの説を脅かす論文が発表されていることがわかりました。 加えて気になるのは、なるべく健康を害さないお酒の飲み方。お酒で健康を損ねたくない人はどんな風に飲めばいいのでしょうか。 医学誌に掲載された驚きの論

    悲報…「少量飲酒は体にいい」説を否定する論文が発表されていた(庄部 勇太) @gendai_biz
    ackey1973
    ackey1973 2019/06/28
    「健康さえあれば命なんていらないよね!」(昭和こいる師匠)
  • 日本の右派が、「言葉を誤用・流用」することの恐ろしさ(倉橋 耕平) @gendai_biz

    「プロパガンダ」を右派が使うことへの違和感 「グロテスクなプロパガンダ映画である」 『主戦場』(ミキ・テザキ監督)というドキュメンタリー映画が世間を賑わせていることをご存知の方も多いだろう。同作は、現在半ばタブー扱いされている「慰安婦」問題をテーマとして取り上げたうえで、保守派の論調を崩してくという手法で「慰安婦」問題の論争が描かれている。 5月30日、同作に出演した保守派の面々――「なでしこアクション」代表で元在特会の山優美子、「テキサス親父日事務局」事務局長の藤木俊一、「新しい歴史教科書をつくる会」副会長の藤岡信勝が抗議会見を行った。彼らは「商業映画だと事前に知らされていなかった」という主旨の抗議をしたのだが、それはともかく、会見を見ていて私が気になったのは、冒頭に掲げたセリフである。 また出た。「プロパガンダ」。 右派は「プロパガンダ」という言葉をよく使う。それゆえ、この会見の様

    日本の右派が、「言葉を誤用・流用」することの恐ろしさ(倉橋 耕平) @gendai_biz
    ackey1973
    ackey1973 2019/06/25
    ま、歴史でも言語でも都合のいいようにするのが“修正主義者”なんだろうな。
  • 「浪花の全身作曲家」キダ・タローが明かす数奇な人生(田崎 健太) @gendai_biz

    芸に身をささげたレジェンドたちの生き様を描き続けるノンフィクションライターの田崎健太氏が、「いま、どうしても話が聞きたい」と会いに行ったのが、浪花のモーツアルトと呼ばれ、数多くの名曲を輩出してきたキダ・タロー氏だ。ほとんど記録に残されてこなかった氏の数奇な人生を振り返る――。 会いたくてたまらなくなった キダ・タローは不思議な存在である。 〝浪花のモーツアルト〟という人をったキャッチフレーズにより作曲家らしい、という認識はあるにしても、関西文化圏以外では、彼が何者であるのかを把握している人間は限られる。 それでも、ほとんどの人は彼が作曲した音楽を一度は耳にしたことがあるはずだ。 例えば――。 日清品の〈あらよ、出前一丁♪〉、大阪のランドマークである『かに道楽』の〈獲れ、獲れ、ぴち、ぴち、かに料理♪〉、あるいはよみうりテレビの〈2時のワイドショー〉、朝日放送の〈プロポーズ大作戦〉のテーマ

    「浪花の全身作曲家」キダ・タローが明かす数奇な人生(田崎 健太) @gendai_biz
    ackey1973
    ackey1973 2019/06/20
    ここまでは戦争体験者の人生として数奇には思えないが、明日からどれほど波瀾万丈なんだろうか?(期待という名のハードルがあがっている)
  • マスコミの「迷惑行為」が日本社会でこんなに叩かれる理由(津田 正太郎) @gendai_biz

    マスメディアの迷惑 ツイッターやフェイスブックなどのSNSの名物の一つがマスメディア批判である。 直近の例では、滋賀県の保育園の園児や保育士16名が巻き込まれ、うち園児2名が亡くなった交通事故にさいしての記者会見が批判を集めている。さらに、同事故の遺族による声明文を、取材の自粛を求める部分を削除して伝えた報道に対しても厳しい批判の声が上がっている。この件に限らず、近年では大きな事件や事故、災害があるたびにメディアスクラムや報道被害が告発されるようになっている。 ただし、このような告発は、取材記者のふるまいが以前よりも「悪化した」から生じるようになったというわけではない。それどころか、取材記者のふるまいは以前と比べればむしろ改善されている可能性のほうが高い。 たとえば、メディアスクラムの古典的事例として知られる1980年代初頭の「ロス疑惑」にかんする取材をみてみよう。故・三浦和義氏が保険金殺

    マスコミの「迷惑行為」が日本社会でこんなに叩かれる理由(津田 正太郎) @gendai_biz
    ackey1973
    ackey1973 2019/06/02
    ま、「マスゴミ叩き」てネット最大のの娯楽にもなってるしな。かつてはマスコミが流す悲劇をドラマでもみるように消費していたのだろうけれども、いまはマスコミを叩くことで消費してる人が沢山いるし。
  • ホリエモン独占告白「僕がロケット開発の先に見る夢」(三戸 政和) @gendai_biz

    たった3秒間の火からはじまった 手作りした最初のエンジンは、千葉県の鴨川に借りた小さな家のガレージではじめての火を噴いた。2008年5月17日。たった3秒間の最初の一歩だった。 それから、その小さな火を絶やさないよう、一歩一歩、歩みを進めて、ここまできた。2019年5月4日、北海道大樹町、午前5時45分0秒。点火されたロケットエンジンは、116秒間の燃焼を続け、ロケットの機体を高度113.4キロ上空の宇宙空間まで届かせた――。 今回のインターステラテクノロジズ社によるロケット打ち上げの成功は、民間単独としては国内初であり、「宇宙に関わるものは国主導が当然」という、日人の多くが持つ固定概念を打ち崩すものだった。堀江貴文氏が60億円以上投じたことでも注目を集めたインターステラ社は、軌道投入機の開発と今回成功した観測ロケットの事業化フェイズに入るが、同社は今後、ユニコーン候補としても注目を浴び

    ホリエモン独占告白「僕がロケット開発の先に見る夢」(三戸 政和) @gendai_biz
    ackey1973
    ackey1973 2019/05/26
    夢の実現のためには、まだまだ資金集めが必要で、そのためには「ホリエモン」というキャラを過剰に演じて、炎上商法もやりながら話題の人であり続ける必要もあるのかな?と想像すると、少しだけ気の毒。少しだけ。
  • パナソニック社長の「今のままでは10年も持たない」発言、その真意(週刊現代) @moneygendai

    就任以来徹底して構造改革を進めてきた8代目社長は、創業100年の節目に大きな決断をする。物を作らぬメーカーになる――。一体何をするのか、社長の頭の中にしかないビジョンとは何か。 「危機感は200%」 2月12日の朝9時、パナソニック汐留ビルでは、いつものように朝礼が行われていた。 たかが朝礼、と思うかもしれないが、昨年創業100年を迎えたパナソニック社員には重要な儀式だ。創業者・松下幸之助のDNAを、自分たちが受け継いでいるか確認する、大切な時間である。 「産業人たるの分に徹し社会生活の改善と向上を図り世界文化の進展に寄与せんことを……」 社歌を歌ったあと、所管担当が「綱領」や「七精神」を読み上げる。とはいえ、スマホをいじりながら参加する社員もおり、やや形骸化している部分があるのは否めない。 だが、この日の朝礼は様子が違った。普段より緊張感が漂い、周囲にひそひそと耳打ちする姿があちこちで

    パナソニック社長の「今のままでは10年も持たない」発言、その真意(週刊現代) @moneygendai
    ackey1973
    ackey1973 2019/05/01
    ダイソーの社長は、創業以来いつも「うちなんてすぐつぶれる」といいながらあそこまで来たらしいが。
  • ピエール瀧が笑ってはいけないのか? 「罪と友情」を混同する人々へ(原田 隆之) @gendai_biz

    石野卓球さんのツイート 電気グルーヴのピエール瀧さんが、コカイン使用の容疑で逮捕されたあと、4月4日に保釈された。保釈の際は、警察署の前で深々と頭を下げて謝罪する様子が、何度もテレビで流された。 そして、それから3週間後の4月25日、同じく電気グルーヴのメンバーで、長年の盟友である石野卓球さんが、瀧さんと肩を組み合って笑う写真をツイッターに投稿し、「一カ月半ぶりに瀧くんと会ったよ。汗だくになるほど笑った!」と報告した。 こちらまで思わず笑顔になるその写真を見ながら、私は素直に「良かった」と思った。そして、次第に胸が熱くなった。 篤い友情だとか、世間の常識への反抗だとか、いろいろと論評する人はいるが、何も知らない第三者が訳知り顔で論評するのも憚られるほどに、素直に「いい写真」だと思った。 もう1枚の写真には、ただ単に「電気グルーヴ」とだけキャプションが付けられており、それがすべてを物語ってい

    ピエール瀧が笑ってはいけないのか? 「罪と友情」を混同する人々へ(原田 隆之) @gendai_biz
    ackey1973
    ackey1973 2019/05/01
    仲間内で笑うのはいいのだが、それを全世界に発信するとなるといろいろ意味を感じる人はいるわけで。卓球が「依存症からの立ち直りを支える友人」なのか「依存症も受け入れてしまう友人」なのかよくわからないし。
  • 上野千鶴子氏の東大スピーチ「納得と、それでも消えない疑問」(御田寺 圭) @gendai_biz

    4月12日に行われた東京大学学部入学式で、社会学者で東京大学名誉教授の上野千鶴子氏が登壇し、祝辞を述べた。東京大学公式ウェブサイトでは全文も掲載されている。このスピーチが、インターネット上では多くの賞賛の声を呼んでいる。 上野氏のスピーチはあくまで東大の新入生に向けられたものだが、しかしその反響はもはや単なる祝辞の枠を超えている。NHKをはじめ全国のマスコミでもその内容を含めて報じられ、内外で大きな議論を呼んだ。 上野氏が現代社会をどのように捉えているのかが端的に垣間見える部分も多くあり、検討する価値は大いにあるものと考える。よって今回、もはや何番煎じともわからない状況とはなってしまったが、私も取り上げたいと考えた。 「階級社会」への移行を映し出す言葉 とくに評価が集中しているのが、新入生に対して「ノブレスオブリージュ」を説くこの箇所である。 〈そしてがんばったら報われるとあなたがたが思え

    上野千鶴子氏の東大スピーチ「納得と、それでも消えない疑問」(御田寺 圭) @gendai_biz
    ackey1973
    ackey1973 2019/04/20
    まだあのスピーチがでてから10日も経ってないのに、見出し見た瞬間に「あ、まだこの話題やってる」と思ってしまい、情報を瞬時に消化しがちなネット時代に毒されている自分を感じて、少し反省した。(本文関係ない)
  • ZOZO前澤氏を退場させたことで、日本が失った「大きな可能性」(三戸 政和) @gendai_biz

    「前澤氏を表舞台から退場させたのは、日にとって大いなる損失だったのではないか」――こう指摘するのは、日創生投資代表の三戸政和氏。15万部のベストセラー作の続編『サラリーマンは300万円で会社を買いなさい 会計編』を著した氏が前澤氏に感じていた、新たなビジネス創出の可能性とは――。 パラダイムシフトを起こす男 さる2月7日にZOZOTOWNを運営する前澤友作氏が「twitter休止宣言」をした。その1カ月前には、例の「一億円キャンペーン」でリツイート数の世界記録を打ち立てており、ホリエモンと比肩するほどのtwitterの使い手となっていただけに、残念な話だ。 最後のツイートが「業に専念します」だったことを鑑みると、先日の決算で業初の減益となったことが、休止宣言の表向きの理由だろうが、何かをつぶやくたびに各方面からバッシングを受けることに辟易したことが大きいのではないか、と筆者は推察す

    ZOZO前澤氏を退場させたことで、日本が失った「大きな可能性」(三戸 政和) @gendai_biz
    ackey1973
    ackey1973 2019/03/12
    退場ってw ツイッター休んでるだけで、普通にビジネスやってるだろうに。そもそも「バッシングに辟易」するようなタマだったら、はなからあんな女優とつきあって自慢話ツイートなんざしないだろ。
  • 『いだてん』は「スポーツ・感動・ファシズム」の関係を描いた傑作だ(堀越 英美) @gendai_biz

    「全体」「感動」が重視される日のスポーツ 1996年アトランタ五輪で、女子競泳の千葉すず選手がバッシングされたことを今も鮮明に覚えている。 メダルを獲れなくてもカラフルなアフロヘアのカツラをかぶってプールに登場し、オリンピックは楽しむつもりで出た、メダルメダル言う人は自分で泳いで獲ればいいとインタビューで放言する彼女は、同年代の筆者にはすさまじくかっこよく見えた。しかしそんな人間は少数派だったようだ。 当時、彼女は二十歳そこそこ。自分とさして年の変わらない、そして自分よりはるかに努力家で強くかっこいい女性が、ただ楽しんだだけでバッシングされている姿にショックを受けずにはいられなかった。 世界レベルで楽しむ彼女がダメなら、日のすみっこで娯楽にまみれて生きる自分なんて土に埋もれるしかないではないか。若者の頑張りに勝手に「感動の物語」を期待し、「感動の物語」から逸脱すれば容赦なく叩きのめす。

    『いだてん』は「スポーツ・感動・ファシズム」の関係を描いた傑作だ(堀越 英美) @gendai_biz
    ackey1973
    ackey1973 2019/03/10
    いいドラマだと思う一方で、大河の枠で視聴率はとれないだろうなあ、と観てて思う。家でみても視聴率には反映されないが、できるだけリアルタイムで観て応援したい。