内閣府は6日、死刑制度に関する世論調査の結果を発表した。死刑を容認する回答は85・6%と過去最高に上り、廃止論は5・7%にとどまった。被害者・家族の気持ちがおさまらないとの理由が前回調査より増えており、被害感情を考慮した厳罰論が高まっていることが背景にあるとみられる。 死刑制度について「どんな場合でも死刑は廃止すべきだ」(廃止)、「場合によっては死刑もやむを得ない」(容認)、「わからない・一概に言えない」の3項目を選択肢とした。 容認は調査ごとに増加傾向にあり、今回の調査では前回04年を4・2ポイント上回った。廃止は0・3ポイント減だった。 死刑を容認する理由(複数回答)は「死刑を廃止すれば被害を受けた人や家族の気持ちがおさまらない」が54・1%で前回比3・4ポイント増。「命をもって償うべきだ」(53・2%)、「死刑を廃止すれば凶悪犯罪が増える」(51・5%)はそれぞれ微減だった。 一方、
トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)、新型「プリウス」にブレーキの不具合が発生した問題で、同社が国内でリコール(無料の回収・修理)に踏み切る方針を固めたことが7日分かった。国土交通省との最終的な調整を進めており、同省が近く発表する。 トヨタはこれまで、この問題について「(運転中の)お客さまの感覚と車両の挙動がずれている。ブレーキをしっかり踏めば止まる」(横山裕行常務役員)などと説明。構造上の欠陥ではないとし、自主改修で対応する方針だった。しかし情報開示の遅れなどによるイメージ悪化を受け、自主改修よりも強制力のあるリコールを余儀なくされた。17万台以上が対象になるとみられる。 無償修理では、滑りやすい路面でブレーキを踏んだ際、車輪がロックして車体の横滑りを防ぐ「ABS(アンチ・ロック・ブレーキ・システム)」の電子制御プログラムを修正する。トヨタはすでに1月以降、ユーザーからの求めがあれば、販
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