「孤族」支援を検討する特命チームの初会合であいさつする菅直人首相(右)。左列手前から3人目は湯浅誠内閣府参与=18日午後、首相官邸、飯塚悟撮影 菅内閣は18日、家族との離別などで社会的に孤立した「孤族」支援を検討する特命チームの初会合を首相官邸で開いた。会合では、単身世帯が全体の4割近くを占めていることなど「孤立化」が進んでいる実態が報告され、4月から実態調査に乗り出すことが確認された。菅直人首相はあいさつで「こんなにも状況が厳しいのかと改めて感じた。(支援のための)コールセンターを国家プロジェクトにして対策を講じるなど、待つまでもなくやらなければいけないことはスタートさせていく」と述べた。