ギリシャでは、チプラス首相が、金融支援の条件としてEU=ヨーロッパ連合などから求められている財政緊縮策についての賛否を問う国民投票を来月5日に実施する考えを表明したことを受けて、臨時の議会が開かれ、国民投票を行うべきかどうか審議される予定です。 これを受けて臨時の議会が開かれ、国民投票を実施すべきかどうか審議されることになっています。 議会の採決は日本時間の28日未明に行われる見通しですが、野党からは仮に国民投票が実施されて財政緊縮策が拒否された場合、ギリシャが債務不履行に陥り、ユーロ圏からの離脱にもつながりかねないとして、国民投票の実施に反対する声が相次いでおり、国民投票の実施が議会で承認されるかどうかは不透明です。