Appleは長年、1度にリリースするiPhoneを1機種に限定していた。ユーザーが選べるのは音楽や写真を保存しておくストレージ(フラッシュメモリ)容量と、ボディカラー(そでもブラックかホワイト)くらいだった。 それが2013年には「iPhone 5s」と「iPhone 5c」という2種類がリリースされ、2014年は大画面化した「iPhone 6」とさらに大きなディスプレイの「iPhone 6 Plus」が登場した。その新型iPhoneが発売されてから1月半が経過し、ハードウェアに関する情報は語り尽くされた感もある。今回はハードウェアの情報だけでなく、短期間に緻密な製品を大量生産するApple方式が、“危険水域”に突入したことを示す幾つかのエピソードをお伝えしたい。
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