技術のボーダーレス化が進む中、これまでとは異なる分野の事業者が他分野の技術を活用することで、急成長する事例が増えている。日本企業は今、「外」に活路を求め、多様な人たちと議論し、従来の殻を打ち破る必要に迫られている。新規事業や異業種連携を加速させる取り組みをはじめ、技術の波及がもたらす新ビジネスの可能性などを紹介していく、特集「リアル開発会議」。連載第8回は、"常識外"の成功率でベンチャー企業を生み出しているパナソニックの社内ベンチャー制度を統括する山内利明 パナソニック・スピンアップ・ファンド推進室室長(肩書きは当時)に、「社内ベンチャーの流儀」について語ってもらう。