Hello, this is ショウエイ. 日本の漫画が「Manga」として海を渡り、国外の読者にも親しまれるようになって久しい。 クールジャパンなんて企画を聞いたときは、なにをいまさら、と思ったものだ。 日本語には独特な表現が多い。 そのうえ、とくに少年漫画の世界では、作者が好き勝手に造語を量産するので、はたして翻訳はうまくいっているのだろうかと、心配になることもある。 ということで、せめてタイトルだけでも、英語版ではどんな感じになっているか調べてみた。 まずは、日本版タイトルがすでに英語であるため、そのまま英語版になっているもの。 日本のあの漫画の海外版、英語版タイトルは、こんなことになっていた 日本版タイトルと英語版タイトルがおなじ漫画 ◆『ドラゴンボール』→『DRAGON BALL』 海外でも圧倒的な人気。 「黒髪」「黒目」の悟空がスーパーサイヤ人になり、「金髪」「青目」になると強
んちゃ、ショウエイだよ♪ 個人的な印象だが、漫画業界はメガネ率が高かった。とくに男性陣。 理由は単純である。 みなオタクで、「めがねっ子」が大好きで、その気持ちが乗じて、みずからもメガネっ子になろうとしてしまうのである。 ウソ。 怒られるわ。 実際には、原稿の執筆という細かい作業においては、コンタクトだと目が疲れやすいと感じる方が多いからのようである。 ゆえに仕事はメガネ、プライベートはコンタクト、ということになるのだが、オンオフがやがて面倒になり、いつもメガネ、という状態になりがちであると。 メガネへの不満と対策 私もメガネマンである。オンオフつねに。 以前、仕事仲間五人と街に出たとき、全員がメガネであることに気づいた瞬間、かなり恥ずかしくなったことはある。 が、その街が秋葉原であることに気づくと、逆にものすごく溶け込んでいるような気もして、それはそれで、やはり恥ずかしかった。 メガネに
どうも、ショウエイです。 みなさんには、サインがほしいくらい好き、といえる有名人はいらっしゃるだろうか。 私は、荒木飛呂彦先生のサインを手に入れられないまま、いまにいたる。 小学生のころから憧れているので、機会があっても、頼むに頼めなかった。 いまでは、永遠に憧れたままいるほうが幸せだとすら感じている。 逆に、私なんぞでも、サインを書かせていただく機会はある。 が、私の作品を好きでいてくださる方なら感謝以外の感情はないのだが、「えっ、あの人漫画家なん? 知らんけど、いちおうサインもらっとこ。知らんけど」ってな人がけっこういる。 私の知名度的に当然なのだが、どうせこの人は、このあと友人や家族とこんな会話をするんだろうなあ、と考えてしまう。 「石岡ショウエイ(石岡琉衣)って漫画家(小説家)のサインもらった」 「だれそれ」 「知らん。なんや、あんたも知らんようなヤツか。もらって損した」 二度と見
あるアンケートによると、アニメファンがもっとも乗ってみたい乗り物は、「タイムマシン」だそうである。 過去、未来、どちらに行くおつもりだろう。私は、未来は知りたくないな……。 ・アニメファン10000人に聞いた 一度は乗ってみたいアニメ・漫画のマシーン TOP20! 上記サイトによるトップ10は以下のとおり タイムマシーン 『ドラえもん』 エヴァンゲリオン初号機 『新世紀エヴァンゲリオン』 ガンダム 『機動戦士ガンダム』 メーヴェ 『風の谷のナウシカ』 サウザンドサニー号 『ワンピース』 スケートボード 『名探偵コナン』 グレンラガン 『天元突破グレンラガン』 ランスロット 『コードギアス 反逆のルルーシュ』 イングラム 『機動警察パトレイバー』 タチコマ 『攻殻機動隊』 半分以上、「好きなロボアニメ」のランキングと化している気が。 たしかに少年というものは、危険と隣りあわせのようにも見える
スマホのゲーム、あなたは課金する派? しない派? 私のスマホは、Androidのバージョンでいうと「2.3.4」。 最新版は「6.0」らしいので、もはや化石である。よってほとんどのスマホゲーは、やりたくても、動かない……。 課金する派、しない派、という分け方は、娯楽にお金を払うことについての抵抗感に関する話にもつながる。 抵抗感が強ければ、観たい映画があっても映画館には行かず、レンタルまで待つ。読みたい漫画があっても単行本は買わず、ネットカフェですます。 これらはまだ対価を払っているケースなのかもしれない。 映画なら、ビックタイトルならいずれテレビで観られるかもしれないし、漫画なら、友人から借りるという手段がある。 小説なら、図書館なんていう、作家からするとかなりしんどい施設まである。 数年前、地元の図書館では、私の小説が貸し出し回数で「年間ランキング一位」をとった。 東野圭吾先生や宮部み
先日、日本一有名なサラリーマンともいわれた、あの島耕作氏が、ちょっとした騒動を起こした、らしい。 島耕作とはもちろん、あの漫画の主人公のことである。 弘兼憲史先生の代表作『課長 島耕作』は、島耕作が出世したため、続編のタイトルが『部長 島耕作』となり、さらに出世して『取締役 島耕作』となった。 それにとどまらず、彼は出世街道を爆走、『常務 島耕作』になり、やがて『専務 島耕作』なり、とうとう『社長 島耕作』になり、しまいには『会長 島耕作』となって天下を取った。 一方で弘兼先生は島耕作スピンオフとして、『ヤング 島耕作』『係長 島耕作』と時間を戻した作品も生みだし、現在は『学生 島耕作』という、大学を舞台にした作品を展開していらっしゃる。 学生 島耕作(4) (イブニングKC) posted with ヨメレバ 弘兼 憲史 講談社 2016-05-23 Amazon Kindle 楽天ブッ
弘法筆を選ばず、なんて言葉があるものの、作家は、これじゃないとむり、という道具をだいたいお持ちであると思う。 たとえば小説書きとしての私は、「Word」ではなく、「一太郎」でないと書く気がしない。ダサい、といわれることがあり、そのたびに憤慨するのだが。 先日、漫画描きとしての私は、ある作家さんからの情報でちょっとした衝撃を受けた。すぐにサイトに行って確認した。 文房具メーカー「Pilot」が販売している筆ペンなのだが、赤字表記の文言が問題なのである。「この製品は在庫が無くなり次第、販売中止となります」とある。 えーっ! じゃあ、これからツヤベタはなにで描けばいいの? とショックを受けている漫画家が、少なからずいるはずである。 ニッチな定番商品:ツヤベタといったら「小筆軟筆」 ツヤベタとはなにかを説明しておくために、自前のキャラ、ロラン氏を描いてみた。 彼の髪を、まっ黒(完ベタ)にするのでは
漫画やアニメを名作にするための、名シーンを作る方法について、いまだ私は考えていた。 わが作品をヒットさせるためにも、なんとか見つけださねばならない。 未読の方はまずはこちらから。 それにしても、さすがは『ワンピース』である。 ガンダムやラオウが示してきた名シーンの条件、「片手を天に突きあげる」を「×6」という界王拳的な演出で見せてくるとは。 これには日々、研鑽を重ねる私もお手上げである。 ん? んん? 「お手上げ」……? はっ! ふふ……、ふふふっ……、わーっはっはっはっはっはっ! 『ワンピース』にお手上げ、という自覚によって、けがの功名というべきか、私は気づくことができた!! 答えは、すでに上のイラストに描かれている。 そう、片手ではなく、「両手をあげる」シーンを入れればいいのだ! 『ワンピース』は、人数を増やすことで「×6」の効果をもたらした。さすがにそのアイデアには及ばないものの、こ
私もいちおう、作家の端くれである。これまでいくつかの作品を世にだしてきたが、満足などほど遠い。「名作」といえる作品を生みだすことは、大きな夢である。 漫画であれ小説であれ映画であれアニメであれ、名作とされるものには、かならずといっていいほど、その作品の代名詞ともいえるような「名シーン」があるものだ。 そしてわたしは、重大なことに気づいた。 アニメ界の名作といえば、これまでも何度かふれてきたが、『機動戦士ガンダム』を挙げないわけにはいかない。 ガンダムにおける名シーン中の名シーンはこれ。 ズキュゥゥゥゥン! 宿敵シャア・アズナブルとの最終決戦において、主人公アムロの登場するガンダムは、頭部と片腕を失いながらも、真上に隠れていたジオングに向けてビームライフルを放つ。 小学生のころの私たちは、ガンダムのプラモデルをあえて壊し、このシーンの再現を試みたものだ。 ジャンプ漫画からも、名シーンをひとつ
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