大阪府が、新型コロナウイルスの感染者と季節性インフルエンザの死亡率と重症化率を比較して分析したところ、今年6~9月の感染データについては、季節性インフルエンザの数値に近付きつつあるとの調査結果を発表した。 厚生労働省に新型コロナ対策を助言する専門家組織「アドバイザリーボード」の7日の会合で、府が感染症法上の分類の見直しの資料として示した。新型コロナによる60歳以上の死亡率は0・75%、重症化率は0・17%だった一方、季節性インフルエンザの死亡率は0・55%、重症化率は0・79%だった。 府が、第1波から第7波までの期間について、感染した60歳以上と60歳未満に分けて死亡率と重症化率を分析した結果、第1波~第3波についてはデータにばらつきがあったものの、第4波以降は死亡率、重症化率はともに低下していた。
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