かつて裕福さと社会的地位の象徴であったピアノは、中国、特に中流家庭の間でその地位を失いつつあるようだ。国内最大級のピアノメーカーの1社は売上高の減少率が2桁だと警告。政府系の業界団体である中国楽器協会(CMIA)によれば、昨年の国内生産台数は19万台と、4年前の半分に落ち込んだ。 主な原因は景気減速と住宅価格の下落、株式市場の長期低迷による収入と資産の圧迫だ。この三重苦で多くの家計は不急不要の大きな買い物を控えている。 こうした国民の状況は、3月5日に開幕する全国人民代表大会(全人代)に出席する委員の頭をよぎることになるだろう。全人代では主要な経済目標を含む2024年の優先政策が議論される。 西南財経大学とアリペイが実施した調査によると、家計の資産と所得を示す指標は23年10-12月に低下。今後1年間の経済見通しが悪化すると予想する家計の割合は昨年1-3月の約13%から10-12月には約2
昨年のロサンゼルスモーターショーに登場したフォードの電動マッスルカー「マッハE」/Josh Lefkowitz/Getty Images (CNN) 米電気自動車(EV)メーカー、テスラは大幅値下げを断行した。フォードも電動マッスルカー「マスタング・マッハE」の価格を引き下げ、さらにEVピックアップの生産を縮小した。ゼネラル・モーターズ(GM)はプラグインハイブリッド車(PHV)の生産再開を検討中で、純粋なEVに軸足を移すとした当初の取り組みから後退するかもしれない。 しかもここへ来て米環境保護庁は、自動車メーカーに対しEV販売増を求める要件の緩和を検討している。従来積極的に進めていた脱ガソリン車、脱SUV(スポーツ用多目的車)からの転換を示唆する動きだ。 まずはっきりさせておこう。米国のEV市場は崩壊しているわけではない。コックス・オートモーティブによると、 2023年10~12月期のE
セブンはなぜ「紅茶マシン」を試してる? お店に行って分かった“大きすぎる”可能性:長浜淳之介のトレンドアンテナ(1/5 ページ) セブン-イレブンが入れたての紅茶を提供するマシンを試験的に導入し、話題を呼んでいる。今のところ、2023年春から東京都心部を中心に4店のみだが、本格展開した場合には大きな反響を呼ぶ可能性がある。 これまでもセブンは13年1月に「セブンカフェ」ブランドで、コーヒーマシンを導入。競合他社も含めて、コンビニの100円コーヒーが一大ブームになり、今も飲み続けられて定着している。 紅茶に先立って、23年3月には店内専用マシンによる「お店で作るスムージー」の提供を全国規模で拡大すると発表。24年3月末日で約1万5000店への導入が完了した。 セブン-イレブン・ジャパンの広報によると「お店のスペースなどの事情で、どうしても設置できないケースがあるが、ほぼ全国に行き渡ったのでは
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