(CNN) カナダ政府はこのほど、嗜好(しこう)用マリフアナの合法化に向けた法案を発表した。2018年7月までに制定を目指す方針で、実現すればウルグアイに続いて世界で2番目となる。 嗜好用マリフアナを合法化する大麻法案は、トルドー首相率いるカナダ政府が13日に発表した。トルドー首相は就任前からマリフアナ合法化を公約に掲げていた。 首相は14日のツイッターで、「子どもたちがあまりに簡単にマリフアナを入手できてしまう。この状況を変えていく」と力を込めた。 法案はマリフアナを合法化した上で、生産や流通、販売に厳格な規制をかける内容。司法省の議会政務次官は「これでカナダの安全性が高まる」と説明している。 政府はマリフアナ販売に対する免許料や売上税も徴収する。これには犯罪集団が利益を上げることを阻止する狙いがある。規制外の生産や流通を行った場合は重大な犯罪と見なす。 成人は公の場で30グラムまでのマ