「御酒(うさき)」に使用されている黒こうじ菌は戦前に使用されていたもので、1946年の沖縄地上戦で壊滅したとされてきた菌。 1935年に東京大学分子細胞生物学研究所の故・坂口謹一郎博士によって当社工場 から採取された瑞泉菌の標本が、60年後の今でも東大で保存され生きていることを1998年6月になって確認。翌年5月、瑞泉酒造ではこの瑞泉菌による戦前の味の復刻をめざし、いままでの醸造方法に細かな工夫を加え、原料米1トンのみの試験醸造をスタート、商品化に成功しました。 新酒ながら、果実のような甘い香りと、まろやかで雑味のないクリアな飲み口。現代 の方々にも飲みやすい泡盛に仕上がりました。 ■「瑞泉 御酒」がモデルとなって漫画化 ビジネスジャンプで好評連載中の「SEED」で、「瑞泉 御酒」がモデルとなって漫画化されました。(ビジネスジャンプ2001年11月1日号 第22号)単行本も発売されています