人気アニメ「機動戦士ガンダム」に登場するロボットの小型模型を宇宙に運ぶプロジェクトに参加している宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士、野口聡一さんと金井宣茂さんが4日、生産拠点となっているバンダイホビーセンター(静岡市葵区)を訪れた。同プロジェクトは、2020年東京五輪・パラリンピックの応援に活用する計画で進行している。 大会組織委員会が東大などと協力し、五輪・パラを盛り上げるために高さ約9センチの「ガンダム」と「シャアザク」の小型模型を東京大の超小型衛星に搭載し模型を宇宙空間に露出させる計画。来年3~4月に国際宇宙ステーション(ISS)から衛星を放出する予定で五輪やパラの応援に活用される。 野口さんらは同計画の小型模型制作を担当するバンダイスピリッツの山中信弘さんの案内で小型模型の生産工程を見学。両者ともガンダムのファンでガンプラにも親しみがあるということもあり、熱心に質問を繰り