来年春の天皇陛下の退位などに伴う式典の準備が進む中、国立国会図書館は「平成」への代替わりの際の記録のうち、外国の賓客の移動経路など一部の閲覧を制限しています。 こうした中、国立国会図書館は、内閣府からの要請を受けて、「平成」への代替わりの際に行われた式典に関する記録のうち、外国からの賓客を含めた要人の移動経路や宿泊先のほか、各国の警護関係者の名前など一部の閲覧を制限しています。 閲覧の制限を要請した理由について、内閣府は要人の警護などに支障を及ぼすおそれがあるためなどと説明しています。 国立国会図書館では、閲覧の制限は最小限にとどめたいとしていて、制限している記録についても、できるだけ速やかに閲覧できるようにしていきたいとしています。