あるセキュリティ研究者がInternet Explorerに存在する新たな脆弱性を指摘した。実証用のJPEG画像も公開されてしまっている。 WindowsのRemote Desktop Protocolの脆弱性が確認されたのとほぼ同時期に、あるセキュリティ研究者がInternet Explorerに存在する新たな脆弱性を指摘した。実証コードも公開されてしまっているが、パッチはまだリリースされていない。 問題を発見したマイケル・ザレウスキー(Zalewski)氏は、7月15日にセキュリティ関連メーリングリストに投稿を行った。これによると、IEのJPEGデコーダに複数の脆弱性が存在し、悪用されればWebブラウザがクラッシュしたり、PCがDoS状態に陥る。最悪の場合はリモートから任意のコードを実行される恐れもあるという。 ザレウスキー氏は問題を公にするとともに、表示させると実際にIEがクラッシュ