元・極楽とんぼの山本圭壱の復帰が去年、ついに実現したと話題になりました。東京・下北沢駅前劇場で単独ライブを行い、約10年ぶりにお笑いのステージに上がったのです。 山本の犯した罪は、未成年少女への飲酒行為と性的暴行。言うまでもなく、公序良俗から逸脱した反社会的行為であり、許されるものではありません。ですが、過去を振り返ると、同じ罪を犯しながらもわずか8ヶ月という短期間で復帰を果たしている芸能人がいます。それは山本のかつての所属先・吉本興業に籍を置く、板尾創路です。 人気芸人だった板尾創路、突然逮捕の衝撃 90年代前半、レギュラー出演していた『ダウンタウンのごっつええ感じ』で異質な存在感を放ち、全国区の知名度を得た板尾。そんな彼が人気絶頂のときに起した事件は、世間に衝撃を与えました。 1994年、当時中学3年生の女子にわいせつな行為をしたとして、青少年健全育成条例違反容疑で板尾は逮捕されました
とんねるずの唯一残ったレギュラー番組だった「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ)が今夜、最終回を迎える。前身の「とんねるずのみなさんのおかげです」から数えれば30年にわたって続いた番組(といっても途中、何度かの放送休止期間を挟んでいるのだが)が終わるにあたり、はたしてとんねるずはテレビやお笑いの歴史に何を残したのか、あらためて振り返ってみたい。 とんねるずがブレイクする一つのきっかけとなったヒット曲「雨の西麻布」は、もともと「雨の亀戸」というタイトルだったとか。マンボ!(画像はイメージとして、筆者がこの記事のためにわざわざ雨の中を撮りに行ったものです) 従来のお笑いの常識を破った「長身」「体育会系」 1980年代、とんねるずはたしかに新しかった。雑誌「広告批評」の編集長を務めた島森路子は、1990年に刊行された『現代日本朝日人物事典』(朝日新聞社)の「とんねるず」の項目で、《
北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)が、10月1日より構内全面禁煙を実施した。全面禁煙に踏み切ったことに加えて「喫煙後45分間」の構内立ち入りも禁止。 先進的な受動喫煙防止の取り組みにネットでは驚きの声が上がっている。どのような経緯があったのか、JAISTに話を聞いた。 話し合いを重ね、“構内全面禁煙”へ JAISTの担当者によると、「これまで何度か大学のなかで受動喫煙防止の取り組みを考える話し合いがあった。従来の健康増進法に受動喫煙防止の規定はあったが、さらに2015年6月に改正された労働安全衛生法でも、職場の受動喫煙防止が努力義務として加わったことで、本格的に取り組むことになった」とのこと。また、東京オリンピックに向けた受動喫煙防止の動きもあり、改めて大学内で話し合いが行われ、全面禁煙に至ったという。 喫煙後45分間は立ち入り禁止 今回の全面禁煙により、構内に10数ヵ所あった喫煙所
スマホマガジン「Hot-Dog PRESS」で連載し、絶大な人気を誇ったオリジナル漫画が原作の映画『レオン』が、2月24日(土)より全国ロードショーとなる。公開に先駆け、同映画で初めて長編映画の主演を務めた知英さんと、劇中で知英さん扮する主人公・小鳥遊玲音と入れ替わってしまうワンマンオヤジ社長を演じる竹中直人さんにインタビューを遂行。同映画で初共演となった互いの役者としての魅力はもちろん、撮影秘話や印象に残っているシーンなどを大いに語ってもらった。 映画『レオン』あらすじ 彼氏にフラれ、会社もクビになった地味な派遣OL・小鳥遊 玲音(知英)と、女好きなワンマン社長・朝比奈玲男(竹中直人)。ふたりは偶然にも同じ車の事故に巻き込まれ、目が覚めると、互いの心と身体が入れ替わってしまっていた――。地味な派遣OLの姿になった社長と、社長の姿になった派遣OL。性別も社会的地位も、何もかもが正反対の二人
元日にNHK総合で放送された、みなもと太郎原作・三谷幸喜脚本の正月時代劇「風雲児たち~蘭学革命(れぼりゅうし)篇~」は期待にたがわず、多くのファンを持つ原作マンガのテイストを削ぐことなく、それでいて三谷独自の味つけもたっぷりとほどこされ、原作と脚本が見事にマッチングしていた。 ぴあMOOK『蘭学事始ぴあ』。正月時代劇「風雲児たち~蘭学革命篇~」の放送にあたり、ドラマの内容のほか、登場人物たちの業績やエピソード、ゆかりの地などを詳しく解説したガイドブック なかでも一番大きな違いは、「時間の幅」だろう。劇中で描かれていたように、前野良沢(片岡愛之助)と杉田玄白(新納慎也)は、オランダの医学書の翻訳作業中、何度となく対立を繰り返したあげく、良沢が『解体新書』刊行(1774年)に際して自分の名前を外すよう申し入れたことで決裂してしまう。 原作との違いは、その後、両者が和解にいたった時期だ。原作では
普天間基地移設問題に対する地元・沖縄県の民意や環太平洋パートナーシップ(TPP)協定に反対する国会議員の意見など、日本政府や外務省とは異なる声を、アメリカの議会や政府関係者に直接伝えていくーー。 こうしたロビイング(政府の政策に影響を与えるための政策提言)で今、注目されているのが、2013年に設立された外交問題のシンクタンク「新外交イニシアティブ」(ND)の事務局長を務める猿田佐世(さるた・さよ)氏だ。 著書『新しい日米外交を切り拓く』(集英社クリエイティブ)では、日米外交がほんの「ひと握りの人たち」によって動かされている驚きの事実を明らかにし、日米外交のゆがみを鋭く指摘する。そして今、過激な言動で注目を集めるトランプ新大統領の誕生は、新たな日米関係を築くチャンスかもしれない。 ―アメリカの政府や議会に対するロビイング活動は、最初はひとりで始めたそうですね。 猿田 国際関係学を学ぶためアメ
名古屋はフランスが好きだ。 テレビ塔という名のエッフェル塔はあるし、中心部・栄にある久屋大通はシャンゼリゼ通りと、栄町商店街はパリの高級ブティック街・モンテーニュ通りと姉妹提携している。 名古屋もフランスもカフェ(喫茶店)文化だし、パリ市と名古屋市の人口は220万人でほぼ同じだ。「名古屋ふらんす」というお菓子まである。名古屋はフランスを愛している! その思いがまた一つ叶った。名古屋市西区にある円頓寺商店街と、パリ市内にあるパッサージュ・デ・パノラマが姉妹提携した。 「提携した」と言われても、正直なところ名古屋の人以外は、ローカルすぎて分からないと思う。円頓寺商店街とは、清洲から名古屋へ尾張の政治の中心地が変わった時に、一緒に移ってきた商人により形作られた場所で、名古屋でもっとも古い商店街だ。 一方でパリの「パッサージュ」というのは、ガラスのアーケードに覆われ、両脇を商店が連なる道のこと。パ
「全国の書店さんとのつながりを生かし、各地域で特に売れている本を集計してみると、その地域性が色濃く出るユニークな結果になったんです」 こう語るのは、日本最大級の本の通販サイト「e-hon」(トーハンプラットフォーム事業部)で、地域別の人気本ランキング『ニッ本ベスト』を手掛けた田中秀和さん。'13年11月から月1度更新されるランキングは、全国的なベストセラーやガイドブック本を除いて、各地域で人気の書籍を取り上げたもの。 同じ担当者の上村奈緒子さんが、ランキングの特徴について解説してくれた。 「広島東洋カープに代表されるご当地スポーツの本が多いのですが、なぜかサッカーより野球本が人気です。また、その地域出身や在住の作家の作品、坂本龍馬、西郷隆盛など、その地域ゆかりの偉人についての本も根強い人気です。ほかに地域への愛情の裏返しともいえる“自虐本”、ディープな雑学本と、そのエリアごとに、地域で愛さ
3作通して見れば、ある時代遅れのヤクザの、そして子を失い続けた父親の戦いの物語だった。『アウトレイジ 最終章』(公式サイト)はそんな印象をもたらす、『アウトレイジ』シリーズのフィナーレである。 帰ってきたヤクザ映画、『アウトレイジ』シリーズ かつては日本映画の主要コンテンツでありながら、近年めっきりとその数を減らしていたヤクザ映画。2010年に公開された北野武監督作品『アウトレイジ』はそんな時代遅れのコンテンツが復権したような興奮があった。相互不信に満ちたヤクザたちの群像劇はまるで昔の東映実録路線が復活したかのよう。次に誰が殺られるのかという緊張感と悪い冗談のような暴力描写、バカヤローコノヤローという大量の罵倒によって生み出されるグルーヴ感に筆者も大興奮した。 いわば主人公不在の群像劇だった『アウトレイジ』の後、ビートたけし演じる大友が主役として立ち上がってきたのが第二作『アウトレイジ ビ
きのう10月7日より北野武監督の最新作「アウトレイジ 最終章」の公開が始まった。それに合わせて、先週月曜から金曜までの5日間、テレビ東京の朝7時半から30分間の枠(8月にアニメ「けものフレンズ」の再放送をやっていた時間帯だ!)で「おはよう、たけしで すみません。」という生番組が放送された。 「おはよう、たけしで すみません。」は、ニュースをネタにしたフリートーク番組。たけしのフリートークをテレビで聞くのはかなり久々のような気がする。それも連日朝からの生放送とは。往年のたけしの深夜のトーク番組「北野ファンクラブ」も生ではなく収録で、危ない発言には音がかぶせられるなどしていたのに……。いくら最近攻めているテレ東とはいえ、無謀すぎるのではないか。しかも相手役を務めるのは、以前から犬猿の仲といわれてきた水道橋博士(浅草キッド)と太田光(爆笑問題)という。 これはきっと何か起こるに違いない! と思っ
昨今、視聴者の「テレビ離れ」が取り沙汰されることが多い。しかしそんな中において、10年、20年と活躍する長寿番組存在することも事実。 日本テレビで1989年から続く「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」もそのひとつだ。 菅賢治「企画書にはウソばっかり書いてました」 そんな「ガキ使」がスタートした1989年は、漫才ブームが過ぎ去っていた時期。番組を立ち上げた"ガースー"こと菅賢治いわく、笑いに対する局内の目は、厳しかったという。 しかし、彼自身が「ダウンタウンの漫才がすごく面白くて、彼らだけのお笑い番組を作ろうと思った」ため、東京進出から間もないダウンタウンを起用した番組を企画したのだ。 ちなみに当初の企画書は、「アイドルをどんどん出して、流行の若手芸人のコントを交ぜる」と言う内容だったようだ。これは現在の 「ガキ使」を見れば察しがつくように、明らかな"大ウソ"。 これは菅が企画書を「
プロアマ芸歴問わず、日本一のコント師を決める『キングオブコント2017』(TBS系列)。10年目を迎えた今年は、芸歴18年のアンガールズや結成5ヶ月のにゃんこスター、初の女性ファイナリストや事務所に所属していないフリー芸人など、多彩なメンバーが揃った。 作ったのは僕です 優勝が決まった瞬間、2本目のネタの流れでパンツ一枚の姿だった山内。番組ではその姿のままトロフィーを受け取って終了したが、記者会見場にはきちんと服を着て登場した。 かまいたちがキングオブコントのファイナリストに選ばれたのは今年で2回目。昨年はライス、ジャングルポケットに次ぐ3位だった。 山内:3位だったんですけど、本当に1位とらないとダメだなぁと思って。実際、1年前に相方の濱家くんは楽天クレジットカードの審査落ちたんですけど。 濱家:言うなって! 山内:審査落ちて、1週間空けてイオンのクレジットカード申し込んで、また落ちたん
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く