2010年02月24日21:33 カテゴリ地域経済 負けを認める強さ。 「国家が破綻したら、どうするんだ!」「政府は税金を上げ、我々は生産性を上げなくてはいけない!」。こうした主張は、「国体の護持」とか、「欲しがりません、勝つまでは」という戦時中のスローガンのように聞こえてしまいます。仮にユニクロを「国民服」と呼んでみても、それほど違和感はない。私は地方の零細企業のオッサンなので、もちろん増税は困ります。というか、税金が上がる話になると、地方では「でも、どっから税金を取るだ?」という声が出ます。 もともとコーヒーの業界には、「演劇に打ち込んでいた」とか「成功を夢みてブラジルに渡った」とか、ちょっと浮世ばなれした人が多い。「若いころにレコードばかり買っていたから、仕事といえばジャズ喫茶しか思いつかなかった」という人もいます。松本まで広がってきたメイド喫茶だって、「全国に展開して上場をめざす!