「つづくまちの開発論」の初回は、安田不動産の「ワテラス(東京・千代田区)」での取り組みを紹介します。 今回は、主に開発段階で担当していた開発事業本部の助川覚さん、竣工後からイベントスペース「ワテラスコモン」の管理や、町会・役所との各種調整を担う資産営業事業本部の永塚武さん、そして、エリアマネジメント活動を担当する資産営業事業本部の松本久美さんの3人に話をうかがいました。 統廃合となった淡路小学校跡で開発されたワテラスは、単に最新のオフィスビルやマンション、店舗といったハードを用意するだけではなく、エリアマネジメント組織「淡路エリアマネジメント」を設立。 加えて、収入が見込める床を削ってまでまちづくり活動に参加する学生向けマンションを整備することでまちづくりの体制を強化し、竣工後も長期的に関わっていくという取り組みをしています。 不動産デベロッパーによるエリアマネジメントといえば、三菱地所の