街角のショーウインドーで見かけたぬいぐるみ。確かテレビのアニメ番組で人気を博しているキャラクターだが、どうしても名前を思い出せない。カメラで撮影すれば簡単に情報を入手できるようなサービスがあるといいのに、とつくづく思うのはそんな時だ。 NTTサイバースペース研究所の草地良規が開発した『特徴量補間型オブジェクト認識技術』は、そうした贅沢な願いを叶えてくれる技術である。 「2005年4月からビジネス化を意識した研究開発をスタートして、現在はすでに音楽系のイベントや子供向けのテレビ番組などで利用していただいています」 このオブジェクト認識技術は、カメラ付き携帯電話で何らかのオブジェクト、つまり対象物を撮った画像を所定のサイトに送ると、サーバーに用意された辞書データとの照合が行われ、マッチする情報や関連サイトへのリンクが一覧表示される仕組みになっている。しかもNTTドコモの携帯電話なら、iア