日本学術振興会科学研究費補助金(基盤研究(B))「イーリサーチとオープンアクセス環境下における学術コミュニケーションの総合的研究」(研究代表者:倉田敬子(慶應義塾大学文学部))では,国内の学会,研究会が刊行する学会誌および大学で刊行する紀要計約3,000誌の編集をご担当されている方々を対象に,雑誌の編集,刊行に関わる問題の実態と,雑誌をとりまく環境についての調査を行っているところです。 この質問紙調査は,日本の学術雑誌に関する編集の現状を明らかにすることを目的とするものです。学会,研究会,大学から研究成果の発表のために刊行される学術雑誌は,学術情報の流通において基盤的な役割を担っております。日本の学術雑誌は,一方では,編集の費用,編集者について問題をかかえ,他方では,電子ジャーナル化,オープンアクセス,機関リポジトリなどの課題に直面していると考えられます。 ご多忙の折,恐縮ですが,調査票を