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  • 誰もいない森で倒れた木は、音を出したか? | コラム・レポート | アーティエンス

    「もし今、私たちの知らない遠く離れた地の誰も居ない森で、一の木が倒れたとします。 その際に、その木は“音を出して”倒れたのでしょうか。」 アイルランド国教会のジョージ・バークリー主教(1685~1753)は、ある日こんなことを人々に投げかけました。──皆さんでしたら、この問いにどう応えるでしょうか。 普通に考えれば、「木は“音を出して”倒れた」という答えが返ってきますよね。 ですが、バークリー主教だけでなく、少なくない数の哲学者や心理学者は、この問いに対して「木は “音を出していない” 」と答えます。さて、それはどういうことでしょうか。 キーワードは、「認知」という言葉です。 誰も居ない森では、倒れた木の音について、だれも認知することはできません。 そして、バークリー主教は「(それが)存在するということは、(誰かがそれを)認知をすることである」という言葉を残しました。つまりは、「存在は、

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    advblog 2018/05/20
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