「奈良ツバメねぐら研究部」は、2020年度観察報告パネル展示「平城宮跡で寝るツバメはどこから集まって来るのか? ~6万羽のねぐら入りルートを探る~」を、1月23日から、平城宮跡歴史公園「平城宮いざない館内」(奈良市二条大路南3、TEL 0742-36-8780)で行う。2020年の夏に参加者を募り行った調査「STAY HOMEでできるツバメ観察」で得られた記録。 平城宮跡のヨシ原にはツバメが夜を過ごす「集団ねぐら」が毎年形成されることで知られる。最盛期の7月下旬~8月には最大6万羽のねぐら入りが確認されている。 同研究部メンバーは岩井明子さん、西田好恵さん、三輪芳己さんの有志3人。岩井さんは、平城宮跡でツバメのねぐら入りの観察記録を2012年から取り続けている。春の渡りの途中に立ち寄るツバメが「春ねぐら」を形成する時期(早春)~子育てを終え全てのツバメが南下するまで(秋)のほぼ毎日観察し、
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