今回も京都のモダン建築についての投稿です。 2021秋、京都市京セラ美術館「モダン建築の京都」展との連動企画として、いくつかのモダン建築が特別公開されました。 今日はその内の一つ、大雲院祇園閣をご紹介します。 大雲院 祇園閣とは? 大雲院は、東山エリアにあるお寺です。 八坂神社から徒歩5分も掛からない人気観光地エリアにあります。 大雲院は創建当初から現在地にあったわけではなく、2度目の移転時(1973年)に今の場所に移ってきました。 南門はその時の移転とともに、寺町四条から移築してきた歴史ある門です。 元々この場所には1928年に建てられた大倉財閥の大倉喜八郎の別邸がありました。 大雲院が創建されたのは戦国時代、1587年です。 織田信長・信忠の父子の非業の死を悼んだ時の天皇:正親町天皇からの命で創建されました。 大雲院の名は、織田信忠の法号にちなんでいるそうで、境内には信長・信忠の墓碑も
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