弁護士ドットコム 犯罪・刑事事件 無期懲役を狙って新幹線に乗り込んだ22歳の凶行、期待通りの獄中生活に「とても幸福」 死刑に次ぐ刑罰の意味とは
故ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり、ジャニーズ事務所が設置した「再発防止特別チーム」(座長・林真琴弁護士)は8月29日、ガバナンス上の問題に関する調査結果の報告書と再発防止策の提言書を公表した。 報告書は、ジャニー氏が1950年代から性加害を繰り返し、ジャニーズ事務所でも1970年代前半から2010年代半ばまでの間、多数のジャニーズJr.らが広範にわたって被害にあったと認定。背景には、同族経営の弊害、取締役会の機能不全と取締役の監視・監督義務の懈怠、マスメディアの沈黙などがあったと指摘した。 報告書についての評価を、企業会計やコンプライアンスが専門の八田進二・青山学院大学名誉教授に聞いた。 ●報告書への評価は? ——報告書の内容をどう評価しますか 委員が一人一人、それぞれの立場で専門性を十分に発揮し、かなり踏み込んだ報告書に結実したと評価しています。特に、性加害の事実を認定し、謝罪と救
ジャニーズ事務所の性加害問題をめぐり、同事務所が設置した「再発防止特別チーム」(座長・林眞琴弁護士)は8月29日、ガバナンス上の問題に関する調査結果の報告書と再発防止策の提言書を提出した。 報告書では〈ジャニーズJr.の思春期少年に対して、長年にわたり広範に行われた性加害の根本原因は、ジャニー氏の個人的性癖としての性嗜好異常にほかならない〉と指摘したほか、〈メリー氏による放置と隠蔽〉〈ジャニーズ事務所の不作為〉〈被害の潜在化を招いた関係性における権力構造〉をあげた。 さらに藤島ジュリー景子社長について〈取締役就任時頃には、ジャニー氏の性加害の疑惑を認識していたと認められる〉とした上で、〈性加害の事実の調査等をせず、取締役としての任務を懈怠した〉と厳しく批判した。 また、こうしたジュリー社長の態度がほかの従業員らにも強い影響を及ぼしたとし、事務所に〈ジャニー氏の性加害を「なかったこと」にする
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く