東京都の9月1日時点での推計人口は1403万7,872人で、前年同月比では6ヵ月連続で減少しています。昨春以来、新型コロナウイルス感染症の影響でテレワークの普及などにより都心を離れる動きが続いており、社会動態をみても他県への転出超過となっています。東京区部への転入者が減少し、神奈川県や千葉県、埼玉県など首都圏の郊外への転出者が拡大。一方で、若者を中心に地方移住への関心が高まりをみせていますが、地方圏でも政令指定都市や県庁所在地など中心都市への移住がうかがえます。今回は「札・仙・広・福」という代表的な地方の拠点都市を軸に人口移動と地域経済、地方創生の現在地について触れる前編です。 札幌・仙台・新潟などの地方都市が前年増の転入超過へ 地域間の人口移動状況を知ることができる総務省統計局「住民基本台帳人口移動報告」(2021年1月)によれば、2020年の都道府県別の転入者数では、東京都への転入者数
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