デザイン専門の展示施設 21_21 DESIGN SIGHTで9月8日まで開催中の企画展「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」は、最先端の科学技術とデザインの融合によって生み出されたプロトタイプを通して、未来の社会や暮らしの姿を想像するきっかけを提供している。
デザイン専門の展示施設 21_21 DESIGN SIGHTで9月8日まで開催中の企画展「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」は、最先端の科学技術とデザインの融合によって生み出されたプロトタイプを通して、未来の社会や暮らしの姿を想像するきっかけを提供している。
タブレット・スマートフォン時代の電子カタログ・チラシ page2013カンファレンス「iPadカタログ・チラシが必要とされる理由と最新動向」報告 タブレットPCやスマートフォンが当たり前の時代へと進みつつある。電子カタログ・チラシの成長はどうなるのか? 「タブレットネイティブ」「スマフォネイティブ」の時代へ ディスプレイ産業の調査会社によると、2013年の世界のタブレットPCの出荷台数はノートPCを上回る見通しとのことである。つまり、ノートPC購入者は減少傾向だが、タブレット購入者は倍増しており、間もなく逆転しつつあるということである。(NPDディスプレイサーチ ) ノートPCと比較すると、タブレットPCはより安価で携帯性があり、瞬時に起動するなどの特徴がある。新聞・雑誌や書籍の電子版を購読することにも適している。 今なら初めて自分用のPCを購入する人が、タブレットPCを選択することは大い
2月8日のpage2013カンファレンス「印刷会社の地域活性ビジネス2013」では、魅力的なコンテンツを使って地域を活性化させるノウハウや自社事業への波及効果、成功するポイントなどについて議論した。 地域の活性化に貢献しながら、新しい印刷需要を創造できる有効な手法として地域活性ビジネスに参入する印刷会社が増えている。その中でも特に効果をあげているのが「キャラクター」などの魅力的なコンテンツを使ったビジネスだ。 たつみ印刷の新道行氏は、深谷市のイメージキャラクター「ふっかちゃん」を活用した深谷市の活性化について語った。2012年のゆるキャラグランプリで5位に入賞し、知名度を上げ、ファンを獲得していく「ふっかちゃん」を地域の活性化に活かせないかと考えた。 会社創業以来、「地域の発展が自社の発展につながる」と考えてきたたつみ印刷は、「印刷=情報発信」として地域発展の一翼を担ってきた。創業60周年
スティーブ・ジョブス亡き後のAppleがiPadの新型を発表した。なぜかiPad3ではなく新型iPadという名称で呼ばれているが、一部には「解像度が上がっただけ?!」という悪口もある・・・。 iPhoneでRetinaディスプレイの実力は知っていたが、2012年3月16日にRetinaディスプレイが採用された新型iPadが発売された。このiPadの場面を見るにつけ、色々な思いがこみ上げてくるので、少しコメントさせていただく。 Retinaディスプレイとは、AppleがiPhone 4で採用したディスプレイのことで、元々「網膜」という意味の単語である。このように網膜の解像度に迫るという意味合いを持って使われているので、最大の特徴は画面解像度の高さにある。物理的には1ピクセルの幅が78ミクロンと肉眼では見えない程度に小型化されている。 今まではiPhoneサイズの液晶ディスプレイしか存在しなか
■はじめに PAGE2007で、PAGE20周年を記念した特別セッション「コンピュータ組版の軌跡」が開催された。 1965年から株式会社写研で電算写植システムの開発にたずさわっていたことから、パネラーの一人として参加させていただいたが、電算写植システム開発当初からを振り返る良い機会であった。 今回は、1965年~1980年ごろまでの電算写植システムの開発について、トピックを拾い上げてみた。 ■1960年代前半の組版業界の状況 株式会社写研(当時は株式会社写真植字機研究所。以後写研)に、私が入社したのは1965年である。 当時の写研は、広告などいわゆる端物組版で使用されていた写真植字機を、書籍や雑誌などの本文組版へと使用分野を広げることをめざしていた。そのため、和文タイプライター程度の大きさの本文専用小型写真植字機「スピカ」を1963年10月に発表し、その量産を開始したところであった。 また
書籍、チラシ、カタログ、伝票類と薄紙に印刷して製本加工されているものが世の中に出回っている。こうしたものはそれぞれの目的に応じて薄紙が使用されている。 しかし、薄紙は静電気をもちやすく温湿度に影響されやすい・破れやすい・シワになりやすいという性質があり、現場で作業する人にとっては厚紙とは少し違った苦労もある。 あいまいな薄紙の概念 薄紙の代表的なものとして辞書などで使われているインディアンペーパーなどを思い浮かべる。しかし、薄紙は連量や斤量で一般的にどのくらいの重さのことを言うのか概念として明確ではなく感覚で捉えられていることが多い。一般的には四六判換算で55kg以下が薄紙とされているようだ。 薄紙は温湿度の影響を非常に受けやすい。季節によっても温湿度の差は大きいので印刷工場内の空調は常に温度25度前後、湿度60%前後という条件を保っておかなければならない。空調が整っていないと特に枚葉機の
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