在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の中央本部の土地、建物を落札した宗教法人「最福寺」(鹿児島県)の池口恵観法主は別院の「江の島大師」(神奈川県藤沢市)で26日会見し、落札の経緯や今後の運営方針について報道陣に語った。一問一答は次の通り。 --落札の経緯は 「過去2年間で5回ほど北朝鮮を訪問しているが、そのたびに上層部から『中央本部は大使館だと思っている。いい形で残せるように、あなたの力で日本政府に話してくれないか』といわれていた。中央本部が靖国神社の隣にあるということで、供養や慰霊の場としての利点もあり、何度か訪れるうちに『ここは譲りたくない』と思うようになった」 --北朝鮮側の意向に沿った形か 「意向に応えられたのかどうかは分からないが、われわれが落札したことで、北朝鮮の方々も、『これで良い道が開かれる』という考えを持ったのではないかと思う」 --中央本部をどのように活用していくのか 「ア