キヤノンITソリューションズ株式会社(キヤノンITS)は7日、同社が提供するクラウドサービスの「GUARDIAN セキュリティ サービス」において、新たに「メール無害化 サービス」を追加、今秋より正式提供を開始すると発表した。近年、被害が広がる標的型メールへの対策として提供し、外部からの受信メールを無害化するシステムを、低コストかつ短期間で導入できるようにする。 さまざまな企業や団体において、標的型メールの被害による個人情報漏洩問題が多発しており、現場での訓練やウイルス対策も進められているが、手口も巧妙化の一途をたどるなど、攻撃を完全に防ぎきることは難しい状況となってきている。 そのため抜本的な対策として、外部メールにおける添付ファイルは削除するなど無害化を図る仕組みの導入・検討が進むものともなった。「メール無害化 サービス」は、そうしたニーズを受けたもので、悪意のあるコードや危険なサイト