漸くハイスタの新譜「The Gift」を聴いた。そのために久しぶりにタワレコに行った。ちなみに私はさいきん、音楽はほとんどアップルミュージックのようなストリーミングサービスで聴いている。遁辞ではあるが、労働と子育てでレコード屋に足を運ぶいとまなどない。 そうして。あらためてハイスタンダードというのは「手渡しの音楽」なのだな、と感じた。それはもちろんインディーズ活動におけるリスナーとの距離がちかい、というのもあるだろう。しかし、ゲリラ発売の「ANOTHER STARTING LINE」のときもそうだったが、店舗で買うことのその昂揚感は、いわば「音楽を聴くことの一連の流れ」といっていいのではないのかな、と思った。 その「手渡しの音楽」は「The Gift」と命名されたこのアルバムの名が表しているのではないだろうか。おくりもの、というのは人の手から手へ渡されるものである。そこにはモノだけのやりと
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