「“記号の乱用”を実装すべきかもしれない」と「Catyに出現する名前達」において、名前が増えすぎて困る問題について述べました。困った状況は相変わらずです。 オーバーロードとか多相(総称、多態)は、名前を集約して減らす技術だとも言えるでしょう。実際、そのような技術を使わないと、名前はどんどん増えて、しかも長い名前となり、さらに悪いことには密接に関係する名前がまったく別な綴りを持ってしまうことがあります。 とりあえず、名前を減らす技術の使い方を云々する前に、ソフトウェアとは関係ない状況では「記号/名前の増加で困らない」のはなぜか? を考えてみます。 「記号/名前の増加で困らない」理由は、“記号の乱用”をするからです。僕は「“記号の乱用”を実装すべき」と思っているので、人間が行なっている典型的な乱用の仕方を調べてみよう、ということです。 内容: 人間のコミュニケーションの実際 名前の意味をもっと