社員に希望しない転勤を求める雇用慣行の見直しが進まない。共働きが増え、介護など事情を抱える社員もおり、時代にそぐわなくなりつつある。新型コロナウイルス禍でのリモートワーク普及を追い風に脱転勤に動く企業もある。人生設計やキャリアを優先し転職も当たり前の時代。必要性を吟味しなければ、社員の心は離れていく。「結婚や子どもなど今後の人生を考えたら転勤は悩みの種だった」。東京都内のIT(情報技術)企業で
![転勤制度いつまで? 共働き時代に合わず - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b5d153747b7f1bb23727ccc11e5a73ee6c1a4559/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXZQO2029786008062022000000-1.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26fp-x%3D0.5%26fp-y%3D0.5%26fp-z%3D1%26crop%3Dfocalpoint%26s%3Df32e028b31937eaa95934800eb811be0)
「男女の脳は異なるから、得意なことや考え方も異なる」――。こうした「男性脳」「女性脳」に基づく主張に対して、「科学的根拠に乏しい。性別による差よりも個人差のほうがはるかに大きい」と反論するのが、東京大学大学院教授で脳を研究する四本裕子さんだ。後編の今回は、社会や教育におけるジェンダーバイアスが個人の脳や行動に及ぼす影響について聞いた。 社会や教育の男女差に、脳が影響を受けている可能性―― 日経xwoman編集部(以下、略) 前回「『男性脳』『女性脳』に根拠はあるか 性差より個人差」で、脳は性差よりもはるかに個人差のほうが大きい、という話を聞きました。それでも、実生活で、「男性と女性では言動や思考に違いがある」と感じている人はいると思います。その理由は何だと考えられますか。 東京大学大学院総合文化研究科 教授 四本裕子さん(以下、四本) 前回お話ししたように、脳は大人になってからも、社会や教
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