「Android」についても私なりの考えを述べておきます。Androidの魅力は,米Microsoft Corp.のOSと違ってライセンス料が無料であることです。また,従来のLinuxディストリビューションとは異なり,Linuxの上にフレームワークが用意されているため,開発コストが下がることも期待できます。本当に下がるかどうかは分かりませんが。 機器開発に対する要求は,今までよりも増えています。グラフィックが必要だとか,アプリケーションが必要だとか。要求が増えたにもかかわらず,そう簡単にソフトウエア開発費を上げられない状況の人にとっては,Androidはいい選択肢かもしれません。まず,ライブラリを共通化できます。また,アプリケーションの共通化も期待できます。ただし,本当にアプリケーションの互換性が保てるかどうかにはやや疑問が残ります。 無視できないのは,Androidによって参入障壁が思い