キヤノンは半導体の高密度化を実現する「先端パッケージ」の需要増を受け、後工程向けにi線露光装置を増産する。2025年度に後工程向けi線露光装置の生産台数を最大80台規模と24年度比... マイクリップ登録する
前回は、レアメタル(希少資源)を取り上げ、資源が枯渇するという以前に世界で「囲い込み」が始まり、少なくとも需要を100%満たす供給は難しくなるという見通しについて解説しました。どんなに優れた技術や設備があっても、原材料がなければどうすることもできません。これから資源の熾烈な争奪戦が始まるのは避けられないでしょう。 新興国の人口増加や経済成長、一方では米国の凋落など、国際情勢は今までと大きく変化しつつあります。それに伴い、市場環境や競争ルール、価値観、技術の前提条件など、これからのビジネスは根本的な部分から大きく変わっていく、と筆者は考えています。 「米ドル基軸通貨体制」の終焉 これまでの世界は、米国への一極集中を特徴としていました。しかし、米ドル機軸による自由貿易体制(IMF-GATT体制)が構築された頃とは、世界のパワーバランスは明らかに変わりつつあります。かつて途上国と呼ばれていた中国
1000+ profitable solutions to protect the environment To address environmental challenges without compromising economic growth, Bertrand Piccard and the Solar Impulse Foundation have identified 1000+ clean and profitable solutions, and are now committed to going even further. By offering political and economic decision-makers a Guide to Solutions that can be implemented on a large scale, the Found
スイスSolar Impulse SAは2010年3月30日,同社が製作した,発電源として太陽電池だけを用いる巨大飛行機の試作機「HB-SIA」の飛行実験を本格的に始める。2011~2012年には2機目の機体を製作して,太陽光エネルギーだけで世界一周を目指すという。
ここ1週間ほど,国内で米Google Inc.のソフトウエア・プラットフォーム「Android」を搭載したスマートフォン関連の話題が相次いでいます。ソフトバンクモバイルが2010年3月28日に「HTC Desire(X06HT)」(台湾High Tech Computer Corp.(HTC)製)を,KDDIが同年3月30日に「IS01」(シャープ製)を発表したほか,NTTドコモは2010年4月1日に同社にとってAndroid搭載スマートフォン第2弾となる「Xperia(SO-01B)」(日スウェーデン合弁Sony Ericsson Mobile Communications AB製)を発売しました。これらAndroid搭載端末は,週末に放送されたテレビの情報番組でも取り上げられていたほど。国内におけるAndroidの認知度も徐々に高まっている気がします。 これらAndroid搭載端末の中
省エネ家電買い替え促進で有名となったエコポイントとスマートグリッドの動向を追跡し、低炭素社会の将来を展望します。 毎週「環境ビジネスオンライン」にウェブ連載している「見えてきたスマートグリッドの現実」に、「スマート会社を設立せよ!」を掲載しました(http://www.kankyo-business.jp/column/004409.php)。項目としては、1. 「スマートエネルギー産業クラスター」の核となる「スマートパワー研究所」、2.ノーベル化学賞受賞者の野依良治さんの提言を生かす、3.「スマートパワー研究所」とシリコンバレーとの「頭脳循環」の構築、です。 全文は以下の通りです。ご関心があれば、お読みください。 ●「スマートエネルギー産業クラスター」の核となる「スマートパワー研究所」 2月18日の連載「日本にスマート産業クラスターを形成せよ」(http://www.kankyo-bus
米国のIT系企業や電力事業者を中心に,スマートグリッドに関する話題が活発だ。IT技術を駆使してエネルギーの有効利用を図るコンセプトとして登場したが,対象とする範囲が非常に幅広く,漠然としてつかみにくい面もある。このスマートグリッドに関して,「もっと本質を議論すべき」と説くのが,元内閣審議官で経済産業省OBの加藤敏春氏だ。省エネ家電買い替え促進策である「エコポイント」の提唱者としても著名な加藤氏に,スマートグリッドに注目する理由を聞いた。 ――加藤さんはかつて「シリコンバレー・モデル」という著書において,インターネットをコアにしたIT技術による変革の可能性を指摘しました。その加藤さんが最近,スマートグリッドに注目している理由はどこにあるのでしょうか? 加藤氏 最近,日本国内でも様々な場面で「スマートグリッド」という言葉が用いられるようになりました。新聞紙上にも,ほとんど毎日のように,関連する
AT&TやGE,Googleなど,エネルギー利用情報の消費者への提供を支援する政策をObama大統領に要求 米AT&T Inc.や米General Electric Corp.(GE),米Google Inc.といった大手企業や業界団体などを含む47団体は2010年4月5日,Obama大統領に出した「家庭内のエネルギー利用情報を消費者に提供することを支援する政策」を要求する手紙を公開した(手紙の内容,PDF形式)。この手紙にサインした企業は,AT&T社,GE社,Google社のほか,米Intel Corp.,ベンチャー投資企業の米Kleiner Perkins Caufield & Byers社,フィンランドNokia Corp.などである。家電販売チェーン大手の米Best Buy Co., Inc.も名を連ねている。 現在,米国連邦政府では,消費者向けのエネルギー利用情報の話題が活発にな
地球温暖化対策基本法案の閣議決定 3月12日に地球温暖化対策基本法案が閣議決定(政府決定)された。昨年秋に鳩山首相が国連で宣言した「CO2の1990年レベル25%削減」を実現するための枠組みを決めるための法律である。この法案、2月末に初めて環境省以外の省庁や私を含む国会議員に公開され、なんと2週間程度で調整してしまうという今までにないパターンで打ち出された。 ちなみに私は1995年に「省エネ・リサイクル推進法」という法案を担当したが、他省庁との条文の調整には数カ月がかかった。法律案作成から成立まで半年であったから法案作成作業のほとんどが他省庁との調整だった(例えば、建材のリサイクルは当時の建設省との調整が必要となる)。それがなんと2週間で調整をしてしまった。役人出身の私にとっては新しい法律作成のプロセスだった。 あまりにも険しい25%削減への道 私は、民主党地球温暖化対策本部前事務局次長を
経済産業省 資源エネルギー庁は2010年4月8日,次世代電力網「スマートグリッド」の実現に向けた実証実験を国内4地域で行うと発表した。約5000世帯を対象とし,2010年夏ごろからスマートメーターなどを使った実験を始める。電気自動車(EV)やプラグイン・ハイブリッド車(PHEV)については,最終的には4000~5000台程度を配備する計画。「次世代エネルギー・社会システム協議会」で発表した。協議会の冒頭で経済産業副大臣の増子 輝彦氏は,「実証実験の規模は1000億円を超えるだろう」とし,「スマートグリッドは国家戦略における一丁目一番地」と意気込みを述べた(図1)。 4地域とは,神奈川県横浜市,愛知県豊田市,京都府けいはんな学研都市,福岡県北九州市である。4地域の中でも最も規模が大きいのが,神奈川県横浜市である。横浜市のほか,アクセンチュア,東京ガス,東京電力,東芝,日産自動車,パナソニック
「Android」についても私なりの考えを述べておきます。Androidの魅力は,米Microsoft Corp.のOSと違ってライセンス料が無料であることです。また,従来のLinuxディストリビューションとは異なり,Linuxの上にフレームワークが用意されているため,開発コストが下がることも期待できます。本当に下がるかどうかは分かりませんが。 機器開発に対する要求は,今までよりも増えています。グラフィックが必要だとか,アプリケーションが必要だとか。要求が増えたにもかかわらず,そう簡単にソフトウエア開発費を上げられない状況の人にとっては,Androidはいい選択肢かもしれません。まず,ライブラリを共通化できます。また,アプリケーションの共通化も期待できます。ただし,本当にアプリケーションの互換性が保てるかどうかにはやや疑問が残ります。 無視できないのは,Androidによって参入障壁が思い
IT政策に関する意見をインターネットで募集、議論する“ネット審議会”「経済産業省アイディアボックス」が2010年3月16日、投稿受け付けを終了した。システム費用は前回の約700万円に対し、今回は90万円。この劇的なコスト削減は、アイディアボックスに参加した国民との対話から生まれた。 第1回アイディアボックスはSalesforce、終了後はデータで公開 経産省が最初にアイディアボックスを開設したのは2009年10月。目的はインターネットを通じた、意見募集システムの可能性の実験だ。議論のテーマは電子政府だった。実施は野村総合研究所に委託され、システムはセールスフォース・ドットコムのSaaS「Salesforce CRM Ideas」を利用した。約1カ月間運用し、システム費用は約714万円だった(関連リンク:電子経済産業省アイディアボックスの実施に係る基本情報)。 2009月10月14日から11
米アップルが、iPhone用ソフト「アプリ」の配信を大量に停止し、波紋が。娯楽や地図情報アプリも含まれており、アプリの提携先にまで影響が広がる。同様の問題は他の配信業者にもあり、情報プラットフォームの公共性が問われる。 スマートフォンの「iPhone(アイフォーン)」や音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」が絶好調。期待の新型コンピューター端末「iPad(アイパッド)」の発売も控える米アップルは、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。ところがここにきて、アップルに対する批判の声がにわかに高まっている。 きっかけはアップルが2月中旬から3月上旬にかけて、同社の配信サービス「アップストア」から、iPhoneなどで使う「アプリ」と呼ぶ専用ソフトを次々に削除したこと。「アプリ」には写真共有や住所管理、ゲームなど様々なものがあるが、アップルが削除したアプリの数は数千に及ぶとされる。 2月末に配信停止になった
CNNニュースは米財務省が、偽札対策強化の一環で発行を予定している新100ドル札を来月公開すると発表したことを伝えている。 新札は、デジタル技術や従来の印刷による紙幣偽造の危険性を見直したうえでデザインされており、額面の100ドルは米ドル紙幣の中で最高額である。 またCNNは、米財務省は新札流通に先立ち、4月21日から世界各国に旧札からの変化について通知、公開記念式典にはガイトナー米財務長官とバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が出席する ことを伝えている。 こうしたニュースは日本のマスコミでは取り上げられずにいるが、どうやら彼らは、単なる新札の発行に過ぎないと考えているようで、その裏に重大な事情が 秘められている可能性に気づかずにいるようである。 新札の発行の理由として言われているのが、 @ 偽札が多くなりすぎたドルの不信感を払拭する。 A かねてから噂されている「AMER
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